Goodfind講師ブログ

次代を創るビジネスリーダーのためのキャリアサイトGoodfind

マッキンゼー出身・現役京大教授に学ぶキャリアの作り方

少し前になりますが、GOOD FINDで行われたこちらのセミナーが大盛況でした。

マッキンゼー、企業金融、事業再生を経た京大教授に学ぶアントレプ レナーシップ&リーダーシップ
http://www.goodfind.jp/2012/seminar/detail.html?sc_id=105
(次回開催を検討中です)

受講生の方に感想を頂きました。今後のキャリアを築く上で大変参考になると思いますので、紹介したいと思います。

経済のグローバル化、ITによる作業の効率化が進み、就職氷河期で一学生である自分の能力に危機感を感じる中、木谷さんのお話で心に残ったのが「日本には突き抜けるチャンスが多い」という事です。

というのも、アメリカでは日本ほど大企業の新卒枠が多くない為ベンチャーなどにも優秀な人材が多く、競争も激しい。

しかし日本では、優秀な新卒を多く大企業で囲むため、やがてその優秀な人材も何千、何万という人間が在籍する企業の中でのサクセスストーリーを創り上げるうち、組織に染まってしまう人も多い。

つまり、終身雇用も崩壊しかけている現在、利害関係者の人数が多く意思決定が遅いと言われがちな成熟した企業に、進んで優秀な人材が流れて行く日本では、活躍するチャンスが多いという事です。

大企業だから、仕事が細分化されていて、ふめる経験も浅く成長できないと決めつけるのではなく、中小企業でもルーチンワークばかりという事もあり得ます。

皆、好きな事を追求すればいいと思いますが、その好きな事をやる努力は大前提にあると思います。

一度きりの人生、どうせ時間を使うなら、自分以外の要因に振り回されない環境にいたいのは皆一緒なのではないかと思いますし、木谷さんのお話には自分がワクワクするような人生を歩めるヒントがいくつもあったと思いました。


木谷さんもおっしゃっている通り、これからの時代は自分のキャリアは創るものであると思います。

不確実性の中で、本質的に信じられるのは企業の看板ではなく、自分自身です。

目先の就職活動を頑張って内定をつかみ取ることも大事ですが、その前に今の不確実性でチャンスの多い世の中で、どういったキャリアを築いていくべきか一度真剣に考えてみるべきでしょう。

会社がどうにかしてくれるという能動的なマインドではなく、会社を使って何かやってやろう、という主体的なマインドを持つべきです。