Goodfind講師ブログ

次代を創るビジネスリーダーのためのキャリアサイトGoodfind

Goodfindエンジニアアカデミー in Kyoto

こんにちは!京都でインターン中のTです。
2012年3月11日に、エンジニアを志す学生とテクノロジーの未来を担う企業のプロフェッショナルエンジニアが京都に集結して、「Goodfindエンジニアアカデミー in Kyoto」が開催されました。

今回は、株式会社オロ, 株式会社ディー・エヌ・エー,株式会社ボーダーズ,株式会社モルフォの4社の優秀なエンジニアが語り、学生と交流する中で多くの知識を共有し、新たなサービスを実現させる繋がりをつくるという熱いものになりました!

<1コマ目:株式会社オロ (ORO Co.,Ltd.)>
「アイデアとテクノロジーで新しい幸せを発明しよう。」 

まずは、市場環境等について説明がありました。国内のシステムインテグレーション、クラウドの市場は今後もどんどん伸びていく活気にあふれる市場であり、企業は生産性を高めるために、どんどんIT化を進めていくというお話でした。
続いて、オロの事業内容等の説明。13期連続で安定的な成長を続けるオロは、急成長による組織の歪みを回避しながら、今後も伸び続けていく戦略を持っているということでした。その中で、二本の柱の事業が、ERPクラウドSaaS 統合業務システム)ZACとコミュニケーションデザイン事業です。ZACは世界的にも珍しいクラウド型のERPで、このシステムによって企業内の業務が効率化されるということです。コミュニケーションデザイン事業では、企業と顧客や投資家、求職者、社員といったあらゆるステークホルダーとの意志疎通を図るためにあらゆる手段を検討して、設計から実行まで行うということでした。小林製薬のHPや三菱東京UFJ銀行の新卒採用サイトなど、実際のプロジェクトの事例を示しながら説明されていたので、学生たちも興味を持ってプレゼンを聞いていました。

<2コマ目:株式会社モルフォ(Morpho, Inc.)>
imaging+innovation=「創造」と「革新」 

はじめに、モルフォの業績や創業期から現在までの戦略の説明がありました。特に今後は世界を目指して、カリフォルニアサンノゼにも進出していくというところでは、学生が目を光らせていました。その後は、詳しい製品説明。画像処理という領域で、様々な技術を生み出し続けるモルフォのサービスは非常に興味深いものでした。手振れ補正に関しては、大手も研究開発する中で、モルフォが圧倒的なシェアを持っている理由は、上下左右前後ねじれという6軸での補正が可能という、明確な技術的優位性と差別化があるからという説明には納得でした。携帯電話やデジカメなど、身近な製品の裏側にある仕事をしているモルフォのプレゼンは本当に面白かったです。

<3コマ目:株式会社ボーダーズ(Borders, Inc.)>
「日本経済をシステムの技術とマーケティングのノウハウを使って後ろからこっそり支えています。」 
休憩を挟んで、3社目はボーダーズ。「私たちは、採用はしていません。」というインパクトのある言葉!そして、「まだ小さな会社なので、仲間探しをしています!」という言葉に納得。

そこから、企業紹介で売上高の推移や事業内容についてお話がありました。創業から伸び続けており、今後も継続的な成長を目指せるということです。事業は、システムソリューションインフラ(調査会社にフォーム作成ツールなどを提供)とマーケティングリサーチソリューション(データの見える化)という二本柱で構成されているそうです。IT×マーケティングで日本の経済を支えるボーダーズは、今後も成長を続けるために、新規事業を生み出して一時代を築く革命者をモトムということでした!成長志向の強い参加学生に響くプレゼンでした。

<4コマ目:株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA Co., Ltd.)>
「ようこそ、巻き起こすほうへ」 

ラストはDeNA。ネット業界におけるDeNAのポジションや事業内容といった企業全体のことから、エンジニアがDeNAで出来ることというように働く場面を想像出来る内容のプレゼンでした。DeNAの社内には、様々なタイプのエンジニアがいるそうです。サービスが好きで、新サービスの創造に関わっていく人、深い専門性を有して技術を追求していく人、技術と創造性及びマネジメントの能力を有して経営を担っていく人という三つのタイプのエンジニアがいるというのは、非常に興味深く、参加学生はイメージを膨らませていたようです。


メモを取りながら真剣に話を聴く学生

全てのプレゼンを終えて、グループで振り返り

<交流会>
各社のプレゼンの内容を踏まえて、学生とエンジニアの交流会が行われました。専門的な質問から、エンジニアとしての働き方、業務の詳細まで多くの質問が飛び交い活発な交流が行われました。




質問が尽きない中時間が来てしまったため、各社から締めの一言があり、「Goodfindエンジニアアカデミー in Kyoto」は閉幕となりました。

<各社からの一言>
◆オロ:「伸びる業界で、日本、そして世界を代表する企業を創っていきましょう!」
◆モルフォ:「画像技術の知識がなくても身近で新しいサービスを創るのは楽しい!」
DeNA:「就職することを目的とせず、人生の目標を達成するために活動してください!」
◆ボーダーズ:「新事業を創る仲間を求めて、プラン持ち込み採用も始めます!」


あっという間の3時間半。大いに盛り上がり、近くのお食事処で懇親会という延長戦付きでした。
エンジニアとして日本を盛り上げていくであろう学生と、成長を続ける企業が繋がり、知識を共有する良い機会になりました。