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就活が上手くいかないときに考えたいポイント(2)

こんばんは。京都でインターン中のTです。

前回は、「就活の軸」=「働くうえで絶対に外せない条件」を考えました。軸が定まり、それに当てはまる企業の面接を受ける際には、さらに考えておかなければならないことがあります。それは、あなたがその企業で働かなければならない必然性と企業側があなたを採用する必然性の二点です。
前者は、「就活の軸」があれば、それなりに説明できるはずです。面接の際に就活の軸を説明することで、ある目標を達成するために、外せない条件をこの企業が満たしているということが言えます。それに加えて、似たような企業がある中で、なぜその会社でなければいけないのかを、企業研究、セミナー参加、OB訪問などによって詰めておきましょう。
後者に関しては、あなたがどのように企業に貢献出来るのか、他の学生よりどのように優れているのかをこれまでの経験から具体的に説明することで示せます。
特別な経験があるに越したことはありませんが、それがなくても経験の中で何を考え、どのように独自性を発揮したのかを深掘りして、説明できれば問題ありません。
例えば、サークルで副代表を務めた人は同世代の就活生の中で何千人といるでしょう。その肩書、表面的な経験を話すだけでは、魅力が伝わらない可能性が高いです。そこで、あなたが必死に工夫したこと、オリジナリティのあるエピソードを熱意を込めて伝えることで差別化をしていきましょう。サークルの副代表をしていた文学部のBさんがいたとします。ありふれた経験に見えても、しっかりと振り返って考えることで、Bさんが特別に持っているマインドやスキルを活かし、独自の工夫をして成果を出したということが少なからずあるはずです。文学部で心理学を専攻していたのであれば、学んだことを活かして、メンバーの感情を読み取り、組織が上手く回るように工夫した…という風に、その人にしか出来ないこと、無意識的にこなしていたことを具体的に伝えるだけでも、聞いている人が興味を持ってくれるはずです。
このように、あなたがその会社で働く必然性、企業があなたを採用する必然性をそれぞれ深く考えることで、視野が広がり、面接での説得性も増すはずです。
焦ることなく、しっかり準備をすれば必ず結果は出るので、いちど冷静に考える時間をつくると良いでしょう。
もし一人で行き詰った際には、Goodfindのセミナーに参加して講師に相談することをお勧めします!

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