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2011就職戦線、最新の状況(12/30)

今年も残りわずかになりました。年の最後に2011年卒むけの就職活動の現時点(12/30)の状況をまとめたいと思います。

例年にも増して就職活動の開始は早く、大手のイベントは5月から始まりました。
10月に大手企業の就職活動のwebサービスが始まると、これまでスタートが遅れ気味であった理系の学生も早々と活動をはじめ、そのwebへのアクセス数も企業登録数も昨年とくらべ大幅に上がってるところに、今年の学生の氷河期に対する危機感が見てとれます。

GOOD FINDのほうも9月、10月にはセミナーが満席になり、特にロジカルシンキングとケース対策には、コンサルティング業界の志望者を中心に賑わい、連日の満員状態となりました。

実は彼らの中にはすでに内定を取って、就職活動を終えている人いれば、内定を取った外資コンサルに納得せずに、まだ活動を続けている人もいます。

戦略系の外資コンサルは、一回目の選考を終わってます。二回目がある会社は数社で、それ以外は採用活動はもう終わりです。内定者数は、もともとそれほど多いものではないので昨年とそれほど変わらないかんじです。

一方IT系の外資コンサルは、インターンにすすんだ人は多かったようですが、最終でOKが出た数は、控えめだった思います。
こちらは今後も次回以降の選考があるので、トータルでどれぐらい採用するかは不明ですが、国内景気のことを考えるとそれほど多くはないと想像されます。

また採用の時期にとらわれない元気なベンチャー系企業でも内定をだしており、内定した学生をすでにインターンとして受け入れているところもあり、2011年春の入社時期までがんがん戦力として登用しています。

そのような中、一般にはまだ志望先の業界や業種を絞りきれていない学生がほとんどであり、それはある意味当然のことだと思います。
なんとなく危機感はあるものの、あせって周りと同じようなイベントに出かけ、周りと同じような業界や企業を志望して会社説明や選考に行ってみれば、志望動機もなく、適性もあるかわからないところで右往左往するのは当然のこととも言えます。

幸いにして、まだ本選考は先であるところが多いので、年末年始のお休みを生かして、本当の自分の行きたいところ、合っているところを探してみるのが大切だと思います。

会社に入ってからも、沢山苦労することが多いことを考えると、今この時期に悩んだほうが絶対にいいです。
みんな、悩んで大きくなりましょう!

では、来年もGOOD FINDをよろしく!