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0からロジカルシンキングを学ぶための3冊

以前、思考力を高めるためには?という記事で、ロジカルシンキングを学ぶ為には、理論と実践の2つをバランスよくやる、ということを書きました。

実践は日常生活やこちらのセミナーなどで行ってほしいのですが、座学でどちらも学ぶための3冊の書籍を紹介します。

基本的な流れとして、「全体像の把握→理論を学ぶ→実践する」の3段階となっています。


・1冊目

まずは平易な本で全体像を把握してください。ロジカルシンキングに限らず、何か新しい物事を始める時は、最初から固い本を読み始めると高い確率で挫折します。ですので、まずは取っ付きやすい本を読みましょう。オススメはこれ。

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本書はコンサルティング業界を中心に使われているロジカルシンキングを、平易な表現 でありながら、しっかり網羅し説明も十分にされている。コンサルティング業界やビジネスパーソンに限らず、全ての人に送る入門書。

・2冊目

全体像や実践を大まかに把握したら、ロジカルシンキングの要点をしっかりとまとめている本を1冊読みましょう。具体的には下記の本が難しすぎず、優しすぎずでオススメです。

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本書は、コンサルティング会社であるマッキンゼーのエディターとして活動している著者が、「ロジカル・コミュニケーション」の新しい手法について述べたものである。そのポイントは、話の重複や漏れ、ずれをなくす技術である「MECE(ミッシー)」と、話の飛びをなくす技術である「So What?/Why So?」を身につけることである。

3冊目

3冊目はより実践に重きを置いた本です。下記の本は前半部分は理論編・後半部分は実践的なワークとなっています。
前半部分は2冊目の復習としてサラッと読み、後半部分をしっかりこなしましょう。

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実践編の課題は、「確実に言えることを判断する」「会話をしながらイシューを押さえる」などの5テーマ計18問。選択肢問題と論述形式の組み合わせで、1つの課題がじっくりと解き明かされている。会議や会話でテーマや前提の把握が大切なのは言うまでもないが、それを「イシュー」という巧みな表現で照らし出すなど、新しい視点を与えてくれるのが注目である。


2冊目と3冊目は順番が逆でも構わないと思います。実践しつつ理論を学ぶのもあり、理論を学んでから実践するのもありで、各自の性格で判断すると良いでしょう。

ただし、理論だけを学ぶだけでは身に付かないので、注意してください。