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コルカタ(旧名カルカッタ)、カラグプル初心者の旅行メモ

今回のコルカタ(旧名カルカッタ)とその郊外のカラグプル(Kharagpur)について集めた情報と体験をまとめました。もしも今後コルカタに行って、それからIIT Kharagpurに行く方の参考になれば幸いです。そんな人あまりいない気がしますが(笑)。実際自分は行く前に情報を日本語で探したけどあまり出てこなかったので。

ちなみに最近は英語名のCalcutta(カルカッタ)よりKolkata(コルカタ)のほうを使うらしいです。そして”コルカタ”は市街地という意味で以下では使います。(”東京”みたいなもの)


* インドの情報は刻々変わることもあるので最新のものをお勧めします。(この記事は2019/9/22のもの)


コルカタのホテル>
自分はコルカタのほぼ中心の”Hyatt Regency Kolkata"に泊まりましたが、国際ブランドなので問題はなかったです。そして意外と安い!3泊したんですが2泊分で泊まれました。(hotels.comで2万円くらい)
いろいろホテルを探しましたが、Victoria Memorialなど観光地が多い中心部には外資系のホテルはあまりありません。行けば分かりますがたいへんごちゃごちゃしており、新しいホテルを立てれるスペースがないからと思われます。また中心部は割と貧しい方も多いため治安や印象の問題もありそうです。

自分が事前に探して候補となった外資系ホテルは

JW Marriot
Hyatt Regency Kolkata
Novotel
Westin

などですが、どれも少し中心部から離れており、だいたい車で20-30分くらいかかります。
ちなみにタクシーよりはuberのほうが料金支払いや行先のコミュニケーションが楽なので私はこちらを使っています。
ホテル料金はこれら外資系ホテルについては他国よりだいぶ安いです。だいたい一泊1万円前後で泊まれることが多いようです。(時期と場所によりますが)

実際の上記のホテルと周辺を見ましたが、どれも市街地からは少し離れていてどこに行くにもuberが必要ですが、Novotelは隣接するショッピングモールが3つもあるので多少便利かもしれません。

 


コルカタの移動手段>
私はひたすらuberを使いました。インドではOlacabsというuberと同様の地元のサービスもあり、こちらも人気です。自分は品質重視ということで”uber premier"という1割程度高いものを使っています。コルカタは黄色い古い感じのタクシーもたくさんいるのですが、不明瞭な値段と行先のコミュニケーションを考えるとuber一択です。これは他のインドの都市でも同様です。

 

地下鉄は南北には一本しっかり通っていて、インド最古でまずまずよいと聞いていますが今回は不要でしたので使っていません。ネットの情報ではクーラーがきいていないとか書いてありますが、インドクオリティに慣れれば大した問題ではない気がします。



コルカタの街と観光>
コルカタは治安や衛生面で問題があるとも言われていますが、間違いなく大都市です。スラムみたいなところも多いですが、新しいエリアは文字通り「ニュータウン」といい、こちらには古いコルカタの街並みは全くありません。ショッピングモールも新旧そこそこありとにかく人が多い印象です。古い市地はやはり貧しいです。日本人はほとんどいないので周囲の視線を感じますが、韓国人などはよく来ているのか「Are you from Korea?」と何度か聞かれました。勘違いかもしれませんが「I am from Japan.」と言った後は聞いた方の表情にある種の親しさを感じたので、ここでは良い印象を持たれているのかもしれません。


今回、観光は少しだけ車でまわりました。ガイドしてくれるIIT Kharagpurの大学院生が地元の人だったので短い時間でしたけど、Victoria Memorial、EcoParkなどを見て、またいろいろ車で回って教えてくれました。Victoria Memorialは入場料が必要ですがインド人だと30ルピー(約45円)で外国人だと500ルピー(約750円)でした。


(写真はVictoria Memorial)

あと最終日に飛行場に行く前にコルカタに来たんだから、ということでマザー・テレサのハウスに行ってきました。彼女の遺体以外には何もない本当に普通の家で、見つけるのが難しいくらいのところでしたが、何か現在でも強い意志を感じました。

 (写真はコルカタの街中にあるMother House)


コルカタからカラグプル(Kharagpur)へ>
いくつかの移動手段がありますが、自分はエージェントから距離でチャージするドライバーを雇いました。今回はIIT Kharagpur(以下”KGP”)というコルカタから約150キロ離れたところにいかなければならないため、治安や衛生面でびびりまくっていたのですが、「知るカフェ」の畑守さんの紹介でKGPのPhD院生の地元の方を紹介していただきました。彼にKGPから一度コルカタに来てもらい、自分をホテルでピックアップしてKGPまで同行し、またコルカタのホテルまでもどるという2往復が必要になりますが、スポーツワゴンの大きめ(つまり高め)のイノーバでトータルで200USDとなりました。普通車のコンパクトカーにすると2割くらい安くなるそうですが、片道3時間程度かかるので今回は大きめの車にして正解でした。

最近は都市部や料金所でかなり渋滞するようですので、もし使われる際には時間には十分に余裕を持ったほうが良いと思います。それと夜の高速は飲酒運転が多いそうなのでできれば昼間のほうが安全かもしれません。そして夜になるとトラックが多くなり道路中に大きなトラックだらけるなるので、これもちょっと怖い部分もありました。(*規制があり昼間はトラックは高速を走れないらしい)

ちなみにコルカタからカラグプルへの移動ですが、鉄道を使う、uberintercity?を使う、などの方法もあるそうです。uberは評価システムも持っているため一般にはかなり安全面では安心できそうかなと思っています。(要確認!)

 


<IIT Kharagpurについて>
インド最古のIITで伝統と格式があると聞いています。非常に広大なキャンパスを持ち、場所ははっきり言ってド田舎で、周囲に外資系ホテルなどは皆無です。したがってKGPに来るときには構内のゲストハウスに泊まることになると思いますが、こういう状況なので割と埋まってしまうことが多いようです。自分もここに前泊する予定でしたが空きがありませんでした。

KGPのキャンパスは広くて綺麗でたいへん整っております。もちろん犬や猫の類はおりますが、たいへんきれいで牛は今回見かけませんでした。構内が広すぎるので学生は自転車かバイクを使っているようです。学生は16000人くらいいるそうで全員が寮生活を送っています。一つの寮の建物には1000人程度が住んでおり食堂が一つしかないため毎回長蛇の列ができるそうで、時間に余裕のある学生は外に行くそうです。
構内にはいくつかのお店もあり、無料でドリンクを提供する日本の「知るカフェ」以外にも、インドのカフェチェーンである「Cafe Coffee Day」やサーティワンのアイスなどがありました。

今回はお招きいただきアントレプレナーの講義を行ってきました。こちらについてはまた別途記事にしたいと思います。

 (写真はIIT Kharagpurのキャンパス)

 

 

以上が個人的に体験したコルカタとカラグプルの記録です。今後の旅行のご参考となれば幸いです!