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オンライン講師のヒント

コロナの自粛により、オンラインで講師をはじめて1年になりました。
最初は試行錯誤からのスタートでしたが、一年かけて学んだことを共有したいと思います。
これからオンラインで話をする方のご参考となれば幸いです。
 
最初にオンラインで行った時に、想定と異なっていたことを共有します。
 
・対面のオフラインと異なり相手の顔が見えない不安がある
・相手の反応が分からないのですごく話しにくい(そして、なんか寂しい)
・話す速度や内容の配分ペースが全くつかめない
・参加者の中での真剣に聞いている人と、ながらで聞いている人の差が大きい
・聞き手の集中力を途切れないようにすることがオフライン(対面)よりはるかに難しい
 
 
<オンライン講義のコツ>
 
(1)開始前後10分が大切!(第一印象が大切)
・参加者との距離を縮めるため最初に明るくフレンドリーにする
・カメラに映る範囲での容姿、服装を整える
・ZOOMやteamsの背景画像を工夫し、テーマや参加者、自分の服装に合わせたものを選ぶ
・口調は丁寧さmaxで、後から聞いても恥ずかしくないように
・参加者の情報を事前にチェックし、この人たちの参加の目的や興味について話の中で漏れないようにする(当然メモが必要)
・話す内容について最終チェックし、最低限話すべき内容をメモでまとめておく
・最初に上手にアイスブレイク チャットでこんにちは!など
・チャットを上手に使ってインタラクティブになるようにすると参加意識が高まりやすい
そのために最初に一言ずつ挨拶をしてもらうと2回目の書き込みがしやすくなる
 
(2)環境面での工夫
・別アカウントでログインし参加者の見ている画面を見えるようにしておく(スマホでも十分)
・ツールに慣れる(チャット、画面共有、共同ホスト、ミュート、、、)
・照明は大切なのでリングライトみたいなものを購入して使う *amazonで2000円程度でも問題ない
・マイクを工夫して声が良くなるものを使用する *いろいろ使ったけど普通のSONYスマホのヘッドホンが良かった
 
(3)運営上の工夫
・なるべく自分の顔を見せる(たぶん人の顔があったほうが対面に近い感覚になる)
・できれば話す人とは別に運営者がいるとスムーズ(自分は一人でやってるけど、、)
・適宜質疑応答の時間を設けるとインタラクティブな雰囲気ができる
・質疑応答は挙手にするとハードルが高くなるので、チャットでダイレクトメッセージにすると質問しやすくなる
・参加者にビデオをオンにしてもらうようにお願いできると反応が分かってやりやすい
・はっきりと話す。普段よりは緊張のため早口になりがちであるが、合間やゆっくり話すことで強調点がわかるようになる
・英語で話す場合はナマリや癖があったり、聞く人があまり上手でなかったりもあるので、はっきり区切って丁寧に
 
 
 
最後になりますが講師の視点からの感想をまとめてみます。
話すほうが慣れていると参加者の反応が非常によく見えます。(!注意!)
 
あくびすると、100%わかります!
肘をついているところが見えます!
youtubeなどを見ながらクスクス笑っている人、ばれています!
 
でも、あくびをしても肘をついて聞いていても、カメラをオフにして見えないより個人的には良いと思います。
このあたりは対面で授業や講義で登壇している時と同様で、たくさんいるから分からないからと思っている人は考えを改めてください。
 
まとめは以上です。
 
これを見ている方が話す側になる時に参考となれば幸いです。