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ポストコロナの一期一会

今日は七夕のカップルの出会いの日というわけではないですが、コロナ以降もしばらく続くと思われるリモートライフでの一期一会についてお話します。
 
もうかれこれ1年以上の自粛生活を余儀なくされていますが、不便であるといいつつも、これに慣れてしまって元に戻るのも嫌だ、という方も少なからずいるのではないでしょうか。
 
私も実はその一人で、人と会わないことには寂しさを感じつつも、朝夕の通勤とかクライアントのオフィス訪問など、できれば物理的移動に時間と労力をあまり使いたくないと正直思います。
 
おそらく今後10年か20年たつと、「そういえば昔、毎朝満員電車に乗って会社行っていたな。。。」とう時代も来そうです。
 
そういう状況で少し楽をしている人も多いのですが、ここで気を付けないといけないことの一つは、何もしないとネットワークがどんどん狭くなっていく、もしくは全然拡がらないとう問題です。
 
例えばオフラインのイベントに行けば、せっかく来たのですし知らない人とも多少は挨拶したり名刺交換したりするでしょう。(少なくとも自分はします)。
しかし現在のオンラインのセミナーやイベントで、いったいどれだけの人がスピーカー以外と知り合うことがあるでしょうか?
なんとなく画面上参加者として気になる人がいたとしても、まずその人に声をかけるということはしません。講演終了後に懇親会を開いたとしても、知らない人の間で会話することは、かなりまれなのではないでしょうか?
 
つまり”出会い”が少なくなるわけです。
 
これはあえて積極的に何かをしないとネットワーキングとしては、きわめてまずい状況です。
人と知り合って、その人と話をするということはビジネスのみならず、視野を広げたり、新しい知識を得るためにも非常に大切です。
時に自分とは全く関係ない人や、仕事上まったく関係のない人と出会うことで、違う世界を見つけたり、日常とは違う行動に結びついたり、一見無駄と思われるところに未来の新しい可能性がたくさんあります。
 
では具体的にどうするかといえば、SNSを積極的に活用したり、自分が主催者になってwebinarや勉強会を開いたり、clubhouseで定期的に会を作ったり、様々な活動をあえてやってみる積極性が必要です。
 
実際のところこれがかなりハードルが高いことと思います。これは人によりますと思いますが、少なくともこれまで主催者になったことがない人や、人の前で話すことのあまりない人には大変なことと思います。
しかし、大変だからこそやった人はそれだけのものを得られますし、やらないこととやることの差はどんどん大きくなっていきます。
 
ネットで失敗したらどうしようと悩むこともあるかもしれません。しかし最初はたぶんその心配よりも誰も来ないことや、何もしないで機会損失をすることのデメリットのほうがはるかに大きいのです。
 
まずは第一歩目を踏み出して、ダメもとでやってみてはいかがでしょうか?
はじめは実名のtwitterfacebook、linkedinあたりを作り、ネットでつながった人とはどんどん積極的にメッセージを交換するというところから始めていけばよいと思います。
 
。。。(2021/7/7)