仕事や就職活動などで、出張や移動が多い方のために経験則をまとめました。
社会人になりたての外資コンサル時代から、毎週飛行機で移動しており、現在も北から南まで出張しまくっているので、多少工夫するようになっています。
ただし、かなり”個人の生活スタイル”によっていると思うので参考程度に。
<注。”個人の生活スタイル”とは>
・いつでも、どこでも、どれだけでも寝られる(乗り物では特に)
・寒暖には鈍感
・移動中に読書したり、PCを見ても乗り物酔いしない
・ジム通いの運動を定期的にしている
・食べ物の好き嫌いはない
・アルコールは一切飲まない(飲めない)
■ホテルの選び方
駅または会場の少なくともどちからから近い場所にする。またこまめにホテルを移動するよりも、一か所をハブにしたほうが荷物の移動や、チェックインなどがなくて楽である。
最近は国内だと大浴場付きのチェーンなどもあるので、お気に入りがある場合は、その地方にお好みのチェーンがあれば、使い勝手がわかっているので便利である。
またホテルの施設面でのチェックをしっかりもっておくと、選びやすい。個人的には長期の滞在では自分で洗濯をすることが多いので、1回の使い捨ての粉洗剤を持参し、コインランドリーで洗濯し乾燥機で乾かすことをしている。(1時間で完全に乾く)
運動したい自分は海外に行く場合は、ホテルにジムがあるかチェックしている。外資のチェーンであるHILTON、Marriotなどはほぼかならずジムがある。
(HILTONのジムはちょっとイマイチで、Marriotは少しよい)
またアメリカなどでは、ホテルの近くにGoldGymみたいなちゃんとしたジムがあることが多いので通うこともある。(アメリカの大都市では、必ずあります)
ロングフライトの後にジムに行くと、体の疲れがほぐれます!
コピー機、プリンタ、faxなどの施設はビジネスセンターとしてあればよいですが、日本国内の場合はコンビニで全部用が足るので特にホテルになくてもよいです。海外のチェーンのホテルではだいたいそろっているところが多いと思います。
<ホテルチェックのまとめ>
・会場もしくは駅からの近さ(もちろん値段との兼ね合い)
・大浴場の有無
・コインランドリーの有無
・ジムの有無
・加湿器の有無
・PC、プリンタ、faxの有無
■ホテルの温度と湿度について
疲れていても寝る前に温度と湿度をチェックする。夏などエアコンが強すぎると、翌日体がだるかったり喉がかれたりするので注意。特にセミナーなどで長時間話をする仕事がある場合は、湿度は要注意で、一般に温めても、冷やしても乾燥しがちなので濡れたタオルは必ず室内に干しておく。また特に冬の北海道など外気と温度差が大きい場合は極端に室内が乾燥するので加湿器はかならずONにして寝る。
(北海道では加湿器があるところが多い)
もう一つの加湿の方法は、5分ほど熱湯のシャワーを出したままにしておくと、室内が水蒸気だらけになり、湿度があがります。
北海道のホテルに関しては室温は半袖でいられるぐらい高く、密閉性も高いので、エアコンは寝る前に切ります。
■移動手段の選択
ホテルと会場の移動は極力エネルギーを使わない方法が望ましいです。国によっては移動の時間が計算できないので、そういう場合は当然ですが早目にでて、現地で待っているぐらいが心のゆとりも持ててよいと思います。
発展途上国では物価も安いのでタクシーを使うことが多くなりますが、ノートPCがあれば移動中はちょっとしたオフィスになります。
(wifiルーターがあるとより便利)
ちなみにwifiルーターを使って、iPadもしくはスマホ接続するとちょっとしたカーナビになり、タクシーがどこを走っているかチェックできます。
(ただしGPSがちゃんと機能する国のみ)
■時差の調整
出張の出る前から現地の時間になるべく早く合わせるようにします。飛行機に乗るときには、機内に入った時点から時計を現地に合わせます。スケジュールも現地の時間に事前に合わせておくと、着いた後楽になります。
最悪の調整法のひとつですが、すごい寝不足で飛行機に乗ると、とにかくすぐに寝れるので時差ボケが少なくなります。自分は2日徹夜した朝にChicagoに行くフライトに乗った時には、体感値1秒で現地に着きました(笑)。
普段規則正しい生活を送る人のほうが時差ボケは大きくなるようですが、常に寝不足の自分などはあまり問題はない分野です。
現地に入ったら太陽の元での生活を送ると、くずれていたリズムがもどると言われています。個人的には休暇であればビーチで昼間寝ていると、完全に復調するように思えます。
■スケジュールの組み方について
スケジュールはできるだけ余裕を持ちたいです。特に現地の様子がわからない場合は、最初は不確定要素も大きいので時間のバッファを持つように心がけ、様子がわかってから予定を入れるらいでよいと思います。
特に気にしなければならないのは、移動の時間が日本のように正確ではない場合が多いので、それは計算に入れましょう。またそういう地域では、訪問先もしくはアポの空いても時間に遅れる場合が多いので、一つの予定の後には次の予定を詰め過ぎないようにすることです。
例えば交通渋滞のひどいインドネシアなどでは、1時間の遅刻までは遅刻とみなしません。これは不可抗力なのでそうほうともそういう理解で、遅れたからキャンセルというほうがおかしな習慣とみなされます。
飛行機の時間については、最近では日本でもLCCの普及で経験されている方も多いと思いますが、フライトの時間は頻繁に遅れます。LCCを使う場合は、transitの時間は余計にとるようにしましょう。
同じ航空会社をつかってのtransitは遅れても対応してくれる場合が多いですが、異なる航空会社でのtransitは全く保障されていないのでバッファの時間が必要です。
自分の場合は、「行き(往路)」はANAやJALクラスを使うことが多いです。便数が多いのと、遅れる確率が低い、また遅れたり欠便の場合も振り替えてもらえるなどの対応があるからです。「帰り(復路)」はLCCでもよいと思います。(後のアポがなければ)
■現地での連絡確保
現地スタッフと複数名コンタクト先を確保しておく。何かあった時に役立ちます。
(旅行代理店でもそういう窓口をもうけています)
現地で使える携帯電話を持っておく。ちなみに自分は各国のSIMカードをもっており、国が変わった段階でSIMを入れ替え通話料金を大幅に節約しています。
現地での携帯は必須なので、空港などで出張先の国でつかえるものを借りておくのもひとつの手です。(一日数百円程度から)
■参考まで
<お泊りセット(常にカバンに持っています)>
下着1泊分
カミソリ(ホテルにある使い捨ての)
シャンプー(1回分、試供品)
ボディソープ(1回分、試供品)
コンタクトレンズのケース、洗浄液
メガネ
歯ブラシ
<その他旅行グッズ>
iPad(地図、辞書、ナビとして)
wifiルーター(海外に行くときには空港で借りる)
ACアダプタ、変換プラグ(海外用を含む)