久々に所用で韓国のソウルに1週間行きました。次回以降の備忘のため、またはこれから訪問する方にも役に立つように忘れる前に少しまとめました。
◆整って便利なインフラ!
なにより近い!名古屋から2時間で着くので時間的には九州か北海道に行く感覚です。
自分の感覚もあまり外国に行くという感覚ではなく、ちょっと行ってくる!というくらいの身近さに感じています。

(大韓航空と合併するため消滅するAsiana航空に乗りました)
気候は3月初旬で札幌と同じくらいだそうです。東京や名古屋から行くと少し肌寒いくらかと思います。
ハングル語は「こんにちは」「ありがとう」以外は何もわかりませんが、市内は外国人でも全く困ることなく生活できました。
鉄道も地下鉄も文字が全く読めなくとも、線の色や数字の駅名で乗り換えで全く困りません。
ソウル市内の地下鉄は東京のように線が沢山あって乗り換えもあるのですが、あまり間違えることはありません。
ただし一つだけ混乱したのは、地下鉄に右側通行と左側通行が混在しており、間違えると反対方向に行ってしまいます。
改札に入るときに間違えると向かいのホームに行けないこともあるので要注意です。実際自分は一度間違えて、しょうがないから一駅だけ隣の駅に行って戻ってくるということがありました。
帰国した後、日本の地下鉄と改めて比較すると、日本では東京以外は日本語表記のみのものが多いことに気が付きました。もう少し英語表記を増やすと外国人の方にはフレンドリーかなと思います。

(ソウル市内の地下鉄)
お店もチェーン店などでは、電子パネルでオーダーするところも多く、この場合言語(Language)を選ぶことができ、日本語が含まれることも多々あります。
ただ”Hollys”というコーヒーチェーンの言語の選択は「ハングル語/英語/中国語」と3か国語になっており、外国人の観光客に中国人が多いことを示唆していました。
(*)訪韓の外国人ランキングで中国が一位で日本は二位
あと古い話で恐縮ですが、私が前回ソウルを訪れた約20年前と比べて、街中から漢字の表記が全くなくなっていることに気づきました。中国の観光客向けのメニューなどには漢字(中国の簡体字)が使われていますが、以前は古いビルなどに時々見られた、かつて韓国人が読み書きしていた漢字を全く見なくなりました。
韓国では実は1980年くらいまでは、日本と同様に漢字とハングル語を混ぜて使う文字だったのですが、途中からハングルだけを用いる政策に変更され、今ではシニアの方だけが漢字の読み書きをできる状態になっています。
◆インチョン(仁川)空港は激込み注意!
現在、外国人の韓国入国時には電子入国申告書(e‑Arrival Card)のオンライン申請が必須になっています。(紙の申請書はなくなった)
ただ、、、オンラインで入国エントリーしたから余裕だろ!と思っていましたが甘かったです。。。
SES(Smart Entry Service)という指紋と顔写真の登録のシステムがあり、次回以降パスポートとe-Arrival Cardだけで入国審査がおわりますが、それに登録するのに長蛇の列が待っていました。
日本からの便が満席だったのと、シンガポールなどと同じシステムなので余裕だろうとゆっくりトイレに行ったのが敗因。仁川空港のT2のSESを待つ列は非常に長く、結局45分くらいかかりました。
(★教訓!)
日本から行く時はなるべく前方の座席を確保する。飛行機おりてからトイレにいかなくてもすむように機内ですませておく!
あと仁川空港からソウル市内への移動ですが、成田エクスプレスにあたるA'REXという直行列車があります。ただしこれも結構混むのでイミグレを出れる時間が分かった段階でネット予約をすると良いと思います。私はイミグレで時間がかかったうえ、A'REXも満席で一本後の列車になったので、飛行機到着(13:35)からソウル駅に着く(17時ごろ)までかなり時間がかかりました。。。
また韓国出国の時も荷物検査が激込みです。ここは少しショートカットする方法があるみたいで、仁川空港専用の”Smart Pass”というアプリで事前にエントリーすると、パスポートと顔の審査はパスできるようです。今回は使いませんでしたが、ここも結構人が並ぶので次回は使おうと思います。
ちなみに仁川空港はなんでこんなに混雑しているのかGeminiに聞いてみたところ、便が多い割には一つの空港で全部をさばく都合上こうなると言っておりまして、日本だと成田、羽田、関西、中部などそこそこ分散するので、ここまで混まないとの回答がありました。
私はそれにくわえ日本ではグランドスタッフが列に入る前からいろいろ聞いてきて手際よく準備してくれて、これも非常に効率的だと思いました。
あと大したことではないかもしれませんが、到着荷物の受け取りのターンテーブルでは、スーツケースを投げられるようなことはなく、大変丁寧に扱われていたのであまり壊れる心配はないかと思いました(笑)。このあたりは最近ネットのショート動画で国ごとのスーツケースの扱い比較をよく見ますのでご参考まで。
◆WOWPASS一つで完結する決済手段
日本のSUICAに該当するのがT-Moneyカードですが、これは交通機関にしか使えません。それと別に”WOWPASS”という万能のカードがあり、このカードにはT-Moneyの機能が含まれます。
ちょっとややこしいのは、WOWPASSにT-Moneyの機能がありますが、同じカードの中で2つの残高を分けて使い、WOWPASSの残高をT-Moneyに移動して使えます。
(アプリを使うと便利)
WOWPASSは専用の自動販売機があり、そこで購入やチャージができますが空港やソウル駅にある自動販売機は大変長い列を作っており、時間がかかります。
実際インチョン空港1Fのコンビニ横のWOWPASS自動販売機は日本から来た観光客を中心に30mくらいの列になっていました。
ソウル駅にも2台あります。場所は少しわかりにくく、2番出口の左側にあります。ここも夕方10名くらいならんでおり(ほぼ日本人)、今回はここに並んで待って、なんとか手に入れました。
この自動販売機で購入またはチャージする時は、日本円をはじめ主要な通貨が全て使えますので両替の必要はありません。
WOWPASSの物理的なカードを手にした後、スマホアプリをDLし実物のカードと紐づけることで使用履歴が参照できるようになります。
前述のように、このアプリ内でWOWPASSの残高から、同じカード内でT-Moneyに金額を一部移動させることができ、これで地下鉄などにSUICAと同じように乗車できます。
またこのアプリはWOWPASSの自動販売機の場所を地図付きで教えてくれるので、事前に入れておくと便利です。(ただし韓国の地図は地下に入ると不正確になるのでご注意ください。)
WOWPASSアプリではクレジットカードの登録で、カードからチャージすることもできて便利です。そうなるとソウル市内ではあまり現金を使う場所が少なくなります。
注意点は市内ではWOWPASSが使えるところが大半ですが、屋台では使えないお店もたくさんありますので、現金は一定持っておく必要があります。
現金以外にはクレジットカードがだいたい使えます。観光地周辺ではお土産屋さんも含めクレジットカードが使えて、またそこではほぼWOWPASSも使えます。
◆SIMカードなど通信回り
ソウル市内のスマホ通信環境は完璧です。至る所に無料のwifiがあり速度も安定度も問題なしです。SIMカードは日本でAmazonあたりで勝って持って行ってもよいし、空港でも購入できます。最近だとeSIMを使うと便利ですね。自分のiPhoneは中国で購入したものでDualSIMで物理SIMが2枚入るのが便利なのですが、eSIMが使えないため、空港受け取りの物理SIMをネットで購入して仁川空港のSKテレコム(韓国のドコモみたいな会社)のカウンターで受け取りました。5日3GBで2000円弱だったと思います。
空港についてから買うこともできますが、たぶん若干高いような気がします。
もう一つのAndroidスマホでは日本のeSIM会社のtrifa(トリファ)を使いましたが、これは事前にネット購入し入国してすぐに使えるので便利です。このサービスは他の業者もたくさんあり、もっと安いところもあるようなので選んで使えばよいと思います。
◆食事やカフェ
個人的に韓国料理は大好きですので、ここは天国です!
ほぼ全食事にキムチがついてきますが、これもすばらしい!全国民?がキムチを毎食のように食べているのでニンニク臭さはあまり気にしなくてもよいようです(笑)。
初日だけは気にして食事後臭い消しのために牛乳を飲んでいましたが、それもすぐにやめて普通に食後の歯磨きとリステリンだけにしました。
気になる方は携帯用マウスウォッシュを持ち歩くと良いと思います。
一般的に韓国の料理はキムチ数種類、白米、スープなどが定食のようにセットになっていることが多く、またおかわり無料も多いです。
サムギョプサルなど焼肉系はお店によりますが、2人前からオーダーというシステムが多いようで、私は一人で行った時は2人前を一人で食べておなか一杯になりました。
一人で行く場合にはネット検索で一人用の定食があるかなどを調べてからのほうが、よいかもしれません。



ソウル市内のコーヒーショップの種類も店舗数も多く、またコーヒー自体のレベルも大変満足するものが多くテンション上がります。(コーヒー大好きなんで)
チェーン店では"COMPOSE COFFEE”がアメリカン一杯1,500ウォン(約160円)で安くて美味しかったです。他には”MEGA COFFEE”も量が多くて安く、これらより少し高めで、”EDIYA COFFEE”や、少しビジネス向けの”Hollys COFFEE”もあり、当然ながら無料wifiもありコーヒーの環境については個人的に大満足です。


屋台はいわゆる観光にはたくさんあります。明洞、東大門、南大門など充実しており夜中までやっているところも多いです。
私はローカルの屋台が大好きなので、特によく行きますが、途上国と違って衛生面でも特に問題ないかと思います。観光地では日本語も通じることが多く、少なくとも英語が通じますので注文などは気軽にできると思います。



◆その他
<地図>
地図は”NAVERマップ”が便利です。以前はGoogleMapが禁止されていたこともあり、GoogleMapは一応使えますが、まだソウルに関する登録情報なども少なく少し不便です。NAVERマップは日本語対応もしているので、事前にDLしておくことをおすすめしたいです。
一つ注意点はソウル市内でも地下街などGPSがあまり正しく位置を示さないことです。電波が入らないことはないのですが、位置はとにかくずれることが多いため、お店を探す時には店の名前を目で見ながら探すのがよいと思います。
<両替>
空港でも市内でもできますが、市内には両替所がたくさんあるので、そこのほうがレートが良いようです。自分の場合は日本の空港はレートがあまり良くないのを知っているので、毎回現地に着いてから空港で両替します。ソウルに関しては空港からソウル市内までの特急列車のチケットをクレジットカードで買えば、市内まで現金がいらないので次回からはそうするかもしれません。
屋台では現金しか使えないお店も多いので、そこに行く方は現金は持っておく必要があります。
<交通>
自動車は右側通行で、運転席は左ハンドルです。
地下鉄は少しややこしくて、右側通行と左側通行が混在しています。そのため実は一度進行方向逆の電車に乗ってしまったことがありました。
エスカレーターは大阪と同じで、立ち止まる人が右側、歩く人が左側です。
<おトイレ事情>
ここは日本と比べてしまうと、ほぼ全ての国でちょっと残念なところがあります。
ソウル駅は日本と同水準で、ウォシュレットっぽいものがありましたが、これに出会えたのは他では日系のジムであるエニタイムフィットネスのみでした。
ただし、市内の主に街中にいたせいもありますが特に問題はなく紙がないとかすごく汚れているという場面には幸い遭遇していません。
地下鉄の駅や地下街にもどこでもトイレの表示があり、探すのに全く問題ありません。
★一つだけ注意点は、紙を流せないトイレが今でも多数であるということです。使った紙は脇にあるごみ箱に捨てるシステムになっており、これは大量に流すとつまりが発生するインフラによるようです。見分け方はごみ箱があるかどうかで判断でき、ごみ箱もやや大きめです。
これが気になる方は、流せるトイレ用ティッシュを用意すればよいと思います。
<治安>
市内は全く問題ないです。要確認ですが観光地は夜でも女性一人で歩けるようで、実際多数の方が夜に歩くのを見ました。市内にはこれでもか!というくらいccTVのカメラが監視しており、犯罪があればすぐにバレるシステムを備えています。
警官はそれほど目立たなかった印象がありますが、軍服を着た若者はいたるところに見られ、少し隣の国との緊張状態のことを思い出します。
<フィットネスジム>
ソウル市内には何店舗かエニタイムがあります。今回はヨッサム(駅三)にある店舗を訪問しましたが、ひとつ驚いたのはトイレにウォシュレットみたいなものがありました!
ソウルで見たのは2回目でしたが、さすが日系!と思いました。
<折り畳みスマホ多い>
さすがサムスンの地元だけあって、サムスン製(?)の折り畳みスマホを持っている方が多かったです。特に女性に多い印象があり、折りたたむと半分くらいの正方形のようなコンパクトになるので、見ていてもカッコいいと思いました。
<電源プラグ>
ソウル市内では電源プラグの形が違うので変換プラグが必要です。多くはSEタイプですが、Cタイプも混在しています。電圧は日本が100Vに対し、ソウルが220Vなので、PCなどのアダプターは対応しているものが多いのですが、他の物は注意が必要です。



感想等は以上になりますが、近くて食事も美味しいのでちょっと行くには大変良い場所という印象です。今回でおおよそ事情は分かったので、また時間があればちょろっと行きたいと思います。









