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(新春の雑感)2023年の世界はどうなる?

毎年年初にメモ程度ですが、今後の世界についての雑感をゆるりとまとめて書いています。

***長文注意***(約13,000字)
*今年も長くなってしまった。。。
*本文は信頼できる情報をもとに書いていますが、ほぼ記憶のみから作成しているので正確性や内容の判断はご自身でお願いいたします。
(誤解、誤認、誤植についてのご指摘は大変うれしいです!)


(参考、昨年(2022年)の記事はこちらへ)


=目次=

(1)びっくりの連続だった2022年
(2)NATOは出てこなかったウクライナ紛争
(3)中国ゼロコロナからの大流行
(4)急激な円安と物価高
(5)解消しない国内の人材不足
(6)IT企業は受難の時代か?
(7)日本のスタートアップの将来
(8)コロナ、ウクライナ、円安、、、今後の世界

 

(1)びっくりの連続だった2022年

2022年で世界的に一番大きな事件といえば2月24日に起こったロシアによるウクライナ侵攻でしょう。まるで前世紀のような地獄絵巻が21世紀に起こってしまいました。
それによる世界の混乱は長く続き、2023年年初においても未だ停戦が見えない硬直状態となっています。

一方でコロナに関しては社会での適応した姿が見えるようになってきており、人々は注意しつつも外出したり、対面で会うなどのシーンが戻ってきました。
私も2022年は約2年半ぶりに海外に行き、4-6月の間インドのバンガロールで過ごして、また10月にはシンガポールに滞在し、現地での仕事と日本とのリモートワークを行っていました。
久々の海外生活やインドでの大学での対面授業などは、ほんの数年間とはいえできなかったことができると大変に新鮮で、またその良さも改めて感じることができました。

経済についてはウクライナ紛争の影響で世界中で物価が上がり、為替も大きく円安に振れることで国内の物価が大げさでなく何十年ぶりに値上がりしました。
あまりにも久々すぎて、おそらく30代以下の人にとっては初めてのインフレ経験でないかと思います。


嬉しい出来事も悲しい出来事もありました。
嬉しいほうは北京オリンピックやサッカーW杯での日本の活躍です。特にサッカーは強国であるスペインとドイツを破った快挙に国中が盛り上がりました。
選手たちの多くは欧州でプレーしており彼らを中心に組む日本チームはグローバル化した戦士たちなので決してまぐれなどではありません。この分野でグローバル人材がどのようなプロセスを経て作られ、どのようにチームとして機能させるかという点で、これは企業にとっても参考になる事例かと思います。

悲しい事件としては、安倍元総理の事件がありました。この世界で最も平和と思われている日本であのような悲惨な事件が起こったことは本当に衝撃的でした。
背景にある宗教法人の問題などが明るみに出てきましたが、これまでタブー視されてあまり話題に取り上げなかった一部の問題が、このような犯罪につながることは社会の中で増えているような印象があります。


ざっと見てみた2022年でしたが、これからどのようなことが起こるかテーマ別にみていこうと思います。


(2)NATOは出てこなかったウクライナ紛争

2022年2月24日ロシアが主権国家であるウクライナに軍事侵攻しました。21世紀にこれほど露骨に大国が他国に侵攻する出来事に世界は大混乱しました。
ロシアのプーチン大統領は早期にキエフや東地区を制圧する予定でしたが、ウクライナ国民全体の反撃により短期での制圧は実現せずに、結局一進一退を繰り返し現在も硬直状態です。
戦場は荒廃し、まるで100年前の世界大戦を思い出すかのように野蛮な行動を見ると、人類は過去や歴史から何を学んでいるかと言いたくなります。

2014年にもロシアはウクライナに侵攻して一部を事実上統合していますが、その際にも他の国々はロシアの暴挙ともいえる行動に対して経済制裁のみで有効な手段は打てませんでしたが、今回もそれと同様直接の武力行使はなく、ウクライナの国土は今でも戦場となったままです。

今回のロシアによる軍事侵攻は、東ヨーロッパの国々が次々とEUならびにNATOに加盟し続ける中でロシアが緩衝地帯を失い、その存在自体が脅かされている結果です。元々はEUは東への勢力拡大をしないという約束がありましたが、それを破っていることにプーチンは腹を立てています。

戦争という行為自体を引き起こしたロシアは批判されてしかるべきですが、そこで「欧米は良いほうで、ロシアは悪者だ!」というのは西側の見方であり偏っていると思います。
歴史では勝ったほうを「善」に書き換えますが、「勝てば官軍」の論理では本当の正義がどこにあるかはわからなくなります。
よって、この戦争の解釈もしっかり内容を見るべきで、双方ともに自分の論理があり自らの正義と理解することが前提です。我々は欧米サイドのニュースばかりを目にしますが、中立で考えるためにロシア側のニュースや他の識者の考えを調べたうえで判断すべきだと思います。


(3)中国ゼロコロナからの大流行

中国のゼロコロナ対策は2022年には裏目に出たようです。3月には経済の最大都市のひとつである上海がロックダウンとなり約2か月の間、人々から生活の自由を奪いました。
他国ではすでに国境を開いているところが多く、まだ感染者は一定いますが人々はあまり気にせず元の生活に戻っています。

実は私も4-6月にインド、10月にはシンガポールに行っておりましたが、どちらの場所でも手洗い、うがい、マスクの着用などで気を付けているものの、ほぼ対面の生活に戻っており、人々は学校やオフィスに通う生活に戻っています。

そのような中で世界でも中国だけが再度ロックダウンという状態で、食料も一部には配給制となっており、その生活をWeChatでアップした写真を多数見ましたが、まるでこれまでと全く異なる不自由な生活で、足りない食材を近所で分け合うような光景もたくさん見られました。

それらのかいもあってか、いったんはコロナは終息しかけましたが、秋口から再度感染者が増え、再び行動制限が出たことで学生や若者を中心にデモ活動が活性化し大きな問題となりました。特に大都市の大学でのデモ活動は、ほぼ全大学で行われ、それに苦慮した大学側は冬休みを早く開始して帰省させることで鎮静化しました。

実は混乱はこれでは終わらずに、今度は都市部から地方へと全国規模での大流行となり、その感染率は非常に高くほぼ全員と言えるほどの感染者が出ています。

BBCニュース - 中国河南省、9割近い8850万人が新型コロナウイルスに感染=保健当局

BBC News Japan on Twitter: "BBCニュース - 中国河南省、9割近い8850万人が新型コロナウイルスに感染=保健当局 https://t.co/RhZCkWHCQT" / Twitter

 

他の国でも新変種のオミクロンやXBB1.5などの感染力が以前よりも強い変種が流行しており、日本でも死者数などが過去最多を記録していますが、中国はとにかく割合が高いのが特徴で世界でも桁違いの感染率です。

ワクチンが機能しないこと、実際の数字や調査を公表しないことなどにより、中国国民の中央政府への不信感は増強し、共産党の今後の運営に対して大きな影響があると想像されます。
これはもはや一国内での出来事として終わるのではなく、渡航者からの感染被害の拡大や、中国社会や経済の混乱による国際社会への影響という負の面も大きくなると予想されます。

加えてこのような中央政府の失態は、民主化の動きがより加速する可能性も秘めており、もしかすると中国という大きなシステム自体の変革につながることもありえます。


(4)急激な円安と物価高

ウクライナの紛争からすぐに為替はドル高円安に進みました。1ドル115円くらいだったレートは、どんどんドル高円安になり2022年の秋口には150円近くまで行きました。その後年末に日本もゼロ金利政策をやめて、久々になりますが他国と同様金利をに挙げたことで、今度はドル安円高に動き年末には1ドル130円くらいになりました。

久々の円安とウクライナ紛争による原油価格や穀物価格の上昇により、輸入品の価格上昇から日本国内の物価も上がりました。これは「コストプッシュ・インフレ」という外的な要因によるものであまりよくないインフレですが、身近な生活でもマクドナルドなどのチェーン店で何度も値上げをすることになりました。

海外との比較では日本はこれでも他の欧米の国々と比較するとインフレ幅は小さいほうです。しかも2022年の年末までゼロ金利を維持していたことを考慮に入れるなら、やはり経済の需給ギャップ(*)は依然大きくインフレの勢いも強くはないようです。
(*日本は国内の消費者の需要がサービスの供給能力に対して不足していること)

アメリカでは失業率が低下し、コロナ後の景気の上昇も伴いタイトな労働需給から労働賃金が上げ止まらない状況が続いています。FRBはそれに対応すべく金利の引き上げをつづけており年末にはFFレートで4.5%まで上がっています。日本との金利差が拡大したことが、ドル高円安の理由です。

ところで本当に怖いのは円安ではなく、発展途上国の通貨の急な下落です。1998年にはアジア通貨危機がありタイやインドネシアなど東南アジアの通貨が暴落し、これらの国から先進国へ急激に資本が流れるキャピタルフライトが経済を滅茶苦茶にしました。
途上国は先進国の資本と技術の流入があるときには成長率が年率5%を超えて堅調に推移しますが、いったん逆流するとその流れは止まらずに経済の血液であるキャッシュがまさに出血多量となり死に至るほどに傷つきます。

コロナが発生した2年前も途上国の通貨は危険回避の思惑から暴落しましたが、この時にはアメリカのインフレはなく金利差も存在しませんでした。
そういう意味ではアメリカ経済のインフレが今後どのようになるかにより、世界全体が右往左往することになりそうです。ちなみに2008年のリーマンショックの時も震源地がアメリカでした。

今後の見通しですがアナリスト達の見方では2023年前半はアメリカがインフレの過熱度合いを見て金利を上げる局面があるものの上げ幅は限定的で、後半にかけて金利も落ち着き、ドル安円高になっていくと予想される人が多いようです。ただ高金利は確実のアメリカ経済を痛みつけ、それは見方を変えれば世界の経済を痛みつけるということと同じです。

日本景気への影響ですが、一般的には緩やかな円安は他国と比べて海外での価格競争力がつくためGDPなど全体の経済指標にはプラスです。海外に行く私のような人間にとっては円の資産が相対的に減ることはかなり困るのですが、モノを輸出する人にしてみれば海外で売れた価格が相対的に上がるので利幅は当然拡大するという構造です。

円安進行は一部で悪く言われますが、トヨタ自動車などグローバル企業にとっては大変良い環境です。グローバル時代に価格競争力をつけるために、中央銀行や政府が自国通貨を安く誘導することを「近隣窮乏化政策 (きんりんきゅうぼうかせいさく)」と言います。各国の中央銀行はそのために金利を相対的に低くし為替を誘導し、輸出産業を保護しようとします。

では、いつも金利を低くすればよいかというとそうでもなく、その場合は国が発行する国債金利も低くなりファイナンス(資金調達)が難しくなるとか、景気が過熱しすぎてインフレになったりという懸念がありますが、日本は国内で資金が調達できることと、需要不足で景気が過熱しないというなんとも都合の良い状況だったので、その状態が維持されてきた背景があります。

また円安は以前ほど国内経済にメリットがないという意見も散見されます。かつては国内で生産して輸出しておりましたが最近は海外への工場移転もあり必ずしも良い面ばかりではないという意見もあります。
それと一般的には日本の自動車産業のように、部品メーカーが海外から原材料を輸入し生産するところは非常に苦しく、その部品を国内で購入して組み立てて輸出する大手企業にはメリットが大きくなるなどの構造もあり、この辺りは中央政府が税などを通じて富の再配分をしないと企業間の格差が大きくなるので、このあたりも注意が必要です。

今回は円安や物価高は、久々の我々の経済環境の変化でしたが、他の国々との比較だけでいえば、それほど神経質になるほどでもないと思います。


(5)解消しない国内の人材不足

自分の会社で人材系の仕事をやっていると、人材の需給状況などは日常業務から肌感覚で伝わってきます。
現在の新卒の就職活動は2024年卒の大学生・大学院生が対象ですが、既に一定数の学生が就職先をほぼ決めている状況です。
また転職市場も非常に採用意欲が高い企業が多く、特に若者については質、量ともに需要に対して供給が追い付いていない、いわゆる「売り手市場」となっています。

この状況は最近始まったことではなく、もう10年以上前から日本の労働市場において若者の数が足りずに、就職活動の早期化をすすめたり、給与や待遇面で優遇したりなどの工夫をしております。

一方で採用される労働者サイドで見れば、この売り手市場の中で少し異質なのは、少数の有名業種や企業に多くの人たちが集まり、そこだけ異常に競争倍率が高くなっており、その内定先だけで企業人としてのランク付けをするような風潮が強くなってきました。

例えば人気があるのは日系よりも外資系で、トータルな採用枠は日系と比べるとはるかに少ないところを偏差値の高い大学生たちが競ってそこに入ろうとしています。
多くの候補者が集まる企業のほうも、少数のスキルのある人やハイポテンシャルな人を採用するのには苦労しています。というものこの少数のレアアースのような存在を採用したい企業の間で取り合うことになるからです。
例えば情報系の経験があるエンジニアなどは全業界から求人があり、彼らを採用するためには年功序列を捨ててでも好待遇を用意したり、フレックス勤務の特例を認めたりなど企業側も様々な工夫をしています。

また業界間の人気の偏りも顕著であり、最近は商社人気が異常に高まっています。かつて商社と言えば体育会のイメージがありますが、近年商社に入っていく人を見ると女性や理系の人の割合が年々高くなっています。
商社の業態や目指す姿も時代とともに変わっており、近年は事業を自ら担える人材や、技術に明るいエンジニアなどを専門分野で選んで採用しているところも増えています。

このような状況ですが、本年2023年以降は以下の変化があると予想されます。
*外れてほしい予想もあるので、希望するわけではありません!

・在宅勤務とオフィス勤務のバランスを模索する
日系企業の部門採用が増える
・同じ会社でも年功序列給与の対象から外れる人でてくる
・若者の転職はますます盛んになる
・ホワイト指向とキャリア志向の二極化
・スタートアップや新産業への希望者の増加
・スキルや経験により賃金格差が急拡大
・社内の人材不足が危機的になる
・労働力不足から単純労働でも賃金が上昇し始める
・シニア人材の活用をまじめに行う会社が出てくる
・海外へのアウトソーシングが増える
・日本が働かない国になって競争力を失う
・国全体がお役所仕事ばかりになる
・コンサルや銀行が人気で実経済を作る人がいなくなる
・できる人たちが海外に流出する

 

(6)IT企業は受難の時代か?

昨年はGAFAMをはじめとするIT企業にとっては久々の受難の時代で、株価が下がりリストラを余儀なくされた会社がたくさんでました。

なぜそうなったかといえば、コロナ中は多くのIT企業にとっては追い風であり業績を伸ばし株価も上がったのですが、その反動が出ました。また金利の上昇は株価にはマイナスで、そのリバウンドがかさなってしまい経営陣はリストラを余儀なくされました。

特に株価の下落幅は大きく、元facebookのメタ社の株価はピーク時の1/3まで下がっており、もはや世界の時価総額トップ10には全く入っていない状況です。

(参考)
会社名    時価総額(2022年末) 年間株価上昇率
1    アップル 2.07兆ドル    -26.8%
2    サウジアラムコ 1.88兆ドル    -1.4%
3    マイクロソフト 1.79兆ドル    -28.7%
4    アルファベット 1.15兆ドル    -38.7%
5    アマゾン 8,569億ドル    -49.6%
6    バークシャー・ハサウェイ 6,818億ドル    4.0%
7    ユナイテッドヘルス 4,954億ドル    5.6%
8    ジョンソン&ジョンソン 4,618億ドル    3.3%
9    エクソンモービル 4,542億ドル    80.3%
10    VISA 4,400億ドル    -4.1%
11    テンセント 4,051億ドル    -26.9%
12    JPモルガン・チェース 3,933億ドル    -15.3%
13    テスラ 3,890億ドル    -65.0%
14    台湾セミコンダクター 3,863億ドル    -38.1%
15    ウォルマート 3,824億ドル    -2.0%

これは2022年末の世界の時価総額ランキングですが、株価が下がったとはいえアップル、マイクロソフトなどIT系企業は上位にいますね。
ちなみに他のセクターでいえば原油高のメリットを享受するサウジアラムコエクソンなども元々高かったですが、やはり上位に残っています。それ以外ではコロナの影響もありヘルスケアの銘柄もちらほらします。
またここで出てくる企業は常連が多いので、10年くらいではそれほど大きくは変わっていません。


さて話をIT企業に戻すと、株価や業績は頭落ちになったのは事実でありますが全体としては依然堅調なものが多数です。むしろ考え方としては過熱気味でバブルに近かった狂乱状態が正常に戻り、今後はまた堅調に推移すると考えるのが妥当かもしれません。

もちろんこのセクターは変化が大きくかつ新陳代謝が激しいことは今後も変わりませんが、産業全体として見た場合はやはり有望な分野であることは変わりはないでしょう。
企業の側からするとどんどん新しいサービスや技術が出てくる、本当に忙しくて疲れるところではありますが、それゆえに良いものがどんどん出てきて世界を変えていく世界ではあり続けることが想像されます。

懸念する点を挙げるなら、企業が大きくなりすぎて社会への影響が国を超えるくらい大きくなったことで国家による統制なり制限がかかることも予想されます。
または中国のように政府が突然入ってきて管理を強めることもあるかもしれません。

大量データやSNS情報は国防上や世論形成にも大きな影響を与えうるため、その使い方に対して今後どのように扱うかは大きな論点です。実際facebookyoutubetwitterが特定団体の意見を支持するか否かという裁判官や警察みたいな機能を求めらるシーンは出てきており、それを民間企業が独自の判断で行えるかはかなり難しい問題です。


(7)日本のスタートアップの将来

最近は民も官もスタートアップを盛り上げる機運になっています。制度はたくさんできていて投資家まわりの環境も整っていますが、まだまだ社会を大きく変えるような会社はそれほど多くはありません。
日本のスタートアップの環境自体は世界的に見ても悪くないと思います。まずは世界で3番目に大きな国内マーケットがあること、投資家が沢山いて資金調達が難しくないこと、東京証券市場への上場のハードルが高くなく、また上場廃止の基準も厳格でないこと、起業家の数が少なくライバルがいないこと、など世界的に見れば相当恵まれている環境にあると個人的には思います。

もちろんマイナスの要因も同時に存在しており、社会全体がリスク過敏であること、成功者の数が少なくロールモデルが少ないこと、大手企業が強すぎること、雇用環境が良く起業する必要性を感じないこと、社会が豊かになりハングリーさが足りないこと、教育自体が従業員(サラリーマン)を作る設計になっていること、などがあります。

全体として環境自体は悪くないもののユニコーン企業の数は2022年11月時点で6社の世界15位となっており、まだまだ成果は表れていない状況です。

<世界の国別ユニコーン社数ランキング> 
*InvestNavi(フィスコ社運営)より 2022年11月
https://fisco.jp/media/unicorn-company-about/

    国名    企業数 割合
1    アメリカ    487社 (50.8%)
2    中国    171社 (17.8%)
3    インド    53社 (5.5%)
4    イギリス    37社 (3.9%)
5    ドイツ    25社    (2.6%)
6    イスラエル    21社    (2.2%)
7    フランス    20社    (2.1%)
8    カナダ    16社    (1.7%)
9    ブラジル    15社    (1.6%)
10    シンガポール    11社    (1.1%)
10    韓国    11社 (1.1%)
(中略)    
15    日本    6社 (0.6%)

別のソースでは12社となっており、こちらの会社は以下の通りとなっています。

<日本のユニコーンカンパニー(2022年10月)>
*STARTUP DB「国内スタートアップ評価額ランキング最新版(2022年10月)」より
(運営:フォースタートアップス株式会社)
https://startup-db.com/magazine/category/research/valuation-ranking-202210

1)Preffered Networks(3,539億円)機械学習
2)GVE(2,245億円)電子カルテプラットフォームやCBDCプラットフォーム開発
3)スマートニュース(2,004億円)ニュースアプリ
4)SmartHR(1,732億円)人事労務管理SaaS
5)TRIPLE-1(1,641億円)半導体システム「KAMIKAZE」
6)スリーダムアライアンス(1,522億円)次世代電池の開発
7)クリーンプラネット(1,457億円)新水素エネルギーの実用化
8)Spiber(1,457億円)バイオ素材開発
9)TBM(1,336億円)紙・プラスチック代替新素材「LIMEX」
10)Mobility Technologies(1,244億円)タクシーアプリ「GO」
11)アストロスケールホールディングス(1,161億円)宇宙ごみ除去
12)HIROTSUバイオサイエンス(1,042億円)線虫を利用したがん検査


ユニコーンが少ない理由は一般的に言われているように、スタートアップの調達金額が他国と比べると格段に少ないことと、起業家の数が少ない事実で説明できます。
ではたくさん起業して多額の投資をすればよいかというと、たぶんその通りで、多額の投資に値する大きなビジネスプランを作りそこを目指せば状況は好転すると思います。

しかし大きなビジネスプランを描くということに対して投資家側もあまり期待していないこともあり、堅実な小さめの上場が多くなっています。
なんか小さな成功だけで満足していて、それを社会で成功者として称賛するという、あまり望ましくない状況が残念ながら存在しています。

それでも以前と比べるとスタートアップが沢山出来てきて、上場なりエグジットなりが多くいなり産業を作る機運がでてきたことは一つの進歩であり、そこから次にどんどん大きいところを目指す流れがあることをポジティブに捉え、今後はそれを加速していけばよいと思います。

ちなみにスタートアップ戦略や資本政策については、コンサルの本業で何度も講義や講演をやっているので以下の資料をご覧ください。

 

連続起業家の織田による 「起業のHow To」徹底解剖ワークショップ(第一回)
企業全般についての概論
ケースワーク例:創業フェーズで失敗する起業事例*日本語
https://www.slideshare.net/kazuakioda/how-to-240573346

 

連続起業家の織田による 「起業のHow To」徹底解剖ワークショップ(第二回) 
事業ドメインの決め方と資金調達
ケースワーク例:資金調達で失敗したスタートアップの事例*日本語
https://www.slideshare.net/kazuakioda/how-to-241776522

 

連続起業家の織田による 「起業のHow To」徹底解剖ワークショップ(第三回)
組織と人材
ケースワーク例:採用/グロースで失敗したスタートアップの事例*日本語
https://www.slideshare.net/kazuakioda/how-to-243142590

 

”Architecting successful startups” *英語と一部が日本語です
https://www.slideshare.net/kazuakioda/archtecting-a-successful-startups

 

”Strategy and Finance for Starups@IISc” *英語と一部が日本語です
https://www.slideshare.net/kazuakioda/strategy-and-finance-for-starupsiisc

 

”Strategy and Finance for Startups -Case studies and Typical Failures”*英語と一部が日本語です
https://www.slideshare.net/kazuakioda/strategy-and-finance-for-startups-case-studies-and-typical-failures

 


(8)コロナ、ウクライナ、円安、、、今後の世界

最近数年間で近年では想像しなかった出来事がいくつかありました。
いえ、もしかすると我々は毎年のように「最近おかしい?」とか言っているのが常かもしれません。
いずれにせよ、異常と思われた出来事も早かれ遅かれそれがいつの間にか”日常”になり、また新しいことがでてくると、「今年も未曽有の出来事があった」とか言っているかもしれません。

ウクライナ紛争が世界大戦に至る可能性は現在でも否定できませんが、それは仕掛けたロシアも恐らく望んではいないでしょう。

中国による台湾進攻も、もしかすると近いかもしれません。おそらく中国は今回のウクライナの情勢を見て、もし自分たちが台湾に軍事侵攻した時のシミレーションをしていると思います。
これがウクライナと同じ状況になるのであれば、NATOや欧米は経済制裁以外は何もできず、そうしているうちに時間がたち、台湾を自国領として事実上認めさせると当然考えています。

その場合、世界の半導体の工場である台湾を手にすることは中国にとって経済的に非常にメリットが大きいものの、ウクライナで起こったことと同じように世界のサプライチェーンと経済圏へのアクセスを制限されることで自国の豊かさをあきらめざるを得ないという状況に陥ります。
これは決して中国全体を豊かにすることにはならずに、もしそのような状況になった場合は、今度は市民が黙っていないでしょう。その時に体制がどうなるかは誰にもわかりませんが1989年の天安門事件のように市民を制圧するのか、もしくは政治を含めた社会システムが変わるのか、それは誰にもわかりません。

少なくとも自分が見た上海の若者がカッコいいスタバで写真を撮ってSNSににアップしている生活から、現在のロシアの生活に戻ることは想像しにくいです。


現在、国際情勢はどんどん複雑化してますが、変わらないことは我々はその中でかなり密接に相互依存しながら生きていて、それがなくては現在の繁栄はありません。
したがってもし良識的に考えるのであれば戦争などはしないほうが良いに決まっており、おそらく多くの人々もそう思っています。

しかし一方で豊かな生活のためには、資源を確保したり、モノを作ってお金を設けたりということをしないと実現できないことも事実であり、ここでは武器を使わない経済の戦いがあります。
この経済の戦いには資源の確保や、取引先相手との交渉などで実際の武器が使われることが多々あり、特に窮地に陥っている時ほど、その実際の武器が登場することは歴史を見ればわかります。そして多くの場合、紛争が起こるのは先進国同士ではなく、どちらか、または両方に途上国なり貧困国があることが多く、対立する2国にそれぞれ先進国が資金や武器を提供しているということが多々あります。
北朝鮮、東欧、中東、アフリカ諸国、インド周辺など紛争が起こりそうな場所はたくさんあります。我々は自分たちのエゴを捨て、どこまで理性を保てるのか試される時期なのかもしれません。


一方コロナについて各国の状況を見てみると、収束に向かうにつれて経済の復興がおこってきます。人々はいろいろなところへ出かけるようになり、世の中は貯めていた潜在需要で経済的にも盛り上がることが予想されます。
特にこれまで移動が不自由であったものが一気に解放されることで不振だった旅行業や観光業、それに伴う飲食なども復活するでしょう。
コロナで追い風だったIT企業はいったん厳しい道になりますが、それとて全体のIT化の流れからすると一時のことのように思えます。

ちなみにIMFによる世界経済の見通しによると、物価上昇と先行き不透明感の中で成長は鈍化して2021年の6.0%から2022年には3.2%へ、2023年は2.7%となると予想しています。
普段の成長率がだいたい3%程度ですので、それほど良い状況であるとは予想していないようです。

世界経済見通し (WEO) *2022年10月 IMFのサイトより
物価上昇と先行き不透明感

www.imf.org

ちなみに世界銀行の予測はIMFよりさらに悪く、2023年の経済成長は1.7%と予測しています。

世界経済予測 *2023年1月10日 世界銀行サイトより

www.worldbank.org

 

ところで、コロナとウクライナ紛争という少し異常とも思える出来事が落ち着いたとすると、元々あったけど少しの間忘れられていた問題が思い出されます。例えば環境問題やエネルギー問題など本来人類として取り組まないといけなかったことが沢山残っており、それらをSDG'sという目標で取り組もうとしていました。

理想と現実はなかなか相性の悪いペアですが、相性が悪いながらもどこかで折り合いをつけて解消するためには全体を見て双方の利害を考慮したうえで着地点を探る必要があると思います。
非常に政治的なプロセスになることも多いと思いますが、ウクライナ情勢のような武器に頼らない解決方法を人類として選択しなければ、どんどん社会全体が不幸になることは我々は学ぶべきだと思います。

 

長くなりましたが、今年の雑感は以上です。
感想などいただけると大変うれしいです!


(2023/1/13)。。。

「キャリア」って結構長い!

織田は若い方からシニアのエグゼクティブまで多くの方と日々接していますが、今でも大きな気づきがたくさんあります。
現在58歳なので周囲を見渡せばそろそろ定年が見えてきて、キャリア全体がある程度現実の姿として見えるようになってきました。

素直な感想としてはキャリアにはいろいろなパターンがあり、一つの成功ストーリーにまとめにくいなと思います。
この文章を読んでいる多くの方は、キャリアってこうやったらうまくいく!というヒントを求めてきている人が多数いることは自覚していますが、人の顔や性格が様々であるように生き方やキャリアも様々なものがあると考えるのが自然です。

そういう中でも世の中で働き始めてから20年、30年たってくると、ある人は非常に良い人生だったなとか、ある人はたぶん自身の希望とは少し違った人生になったな、などの結果を身近に見ることも多くなりました。

その結果は以下に記事にしていますので、よかったらご覧ください。

 

<大学卒業後30年たって気づいたギャップと発見 織田のブログより>
https://goodfind.hatenablog.com/entry/2020/11/21/161549


さて、本題に入るとキャリアを考える場合には今いる自分の位置や次の職場や仕事ではなく、少し長いスパンで考えて多少なりとも計画性を持たせることが大切です。

人生の長さを考えてみれば、日本人の平均寿命は世界で最も長い部類で現時点では
男性で81.47、女性で87.57となっています。(厚生労働省、例話3年簡易生命表より)

少子高齢化は今後もしばらく続きそうで、年金の支給開始時期も遅くなることが予想されます。

それに加え国内の労働力不足もあり定年時期も少しずつ上がり、最近では65歳定年の会社も増えています。現時点でも大学の先生や会社の役員の定年は70歳であるところもあり、今後は一般の会社員でも70歳くらいまで働く選択肢を残すところは増えてくると予想されます。

そうなると新卒から数えて約50年くらいのスパンでキャリアを考えるということになります。

 

50年って実際長くないですか(笑)?

 

その50年という長さの中で、世の中や自身の変化も非常に大きく、例えば残念ながら若さは永遠ではなく(少なくとも現在の科学では)、卒業時の計画どおりに50年間がすすむということもなかなか難しいことだと思います。

50年は長いので、少しわかりやすく以下の3つのフェーズに分けて考えてみると特徴がつかみやすいと思います。

 

(1)「開発期」 方向を見つけ基礎を付ける時期 *20代ー40歳
(2)「発展期」 基礎から伸ばして生かす時期 *40-60歳
(3)「充実期」 新しい生活スタイルで働く時期 *60歳-

 

それぞれの時期でライフイベントはあるでしょう。例えば最初は就活して就職する。初めて会社に属して働くという時期です。
それから結婚とか子供ができるとかもあるかもしれません。または住む場所が変わり全く違った生活を送ることもあるでしょう。

もしかしたら途中でケガや病気になることもあるかもしれませんし、親の介護とかで行動の制限が多くなることも考えられます。

未来に対しては見えない部分が多いものの、大局観を持ては、はずれなさそうな事実もあると思います。

 

例えば

 

少子高齢化はどうやら文明の進化と切り離すのが難しい
・グローバリゼーションは進みそうだが、外国が嫌いな部分も残る
・年齢が上になると地位か給与も上が望ましい
・人間は年を経るに従い新しいことは覚えにくくなる
・世の中の変化は情報が共有されるIT時代では加速する
・AIとかITとかはもっと普及しそう
・キャリアとか仕事も海外との競争が激化しそう
・・・

 

キャリアを3つの「開発期」、「発展期」、「充実期」と分けましたが、直近関係ありそうな一番最初の「開発期」についてお話すると、ここでの活動によりその後の様子が大きく変わるので、当たり前ですが非常に大切です。

特に新卒は良くも悪くも非常にキャリア全体に影響があり、最初に白紙状態で吸収したことは多くの部分が残ります。

 

例えば私、織田は90年代初期に外資コンサルに新卒で入りましたがまさに今でいう”ブラック”状態で、しかも生半可でないブラックホールのようなブラックで毎週徹夜があり、一晩中パワハラがあり、昭和の時代の中でもかなりひどい部類の環境でしたが、でもそのおかげてストレス耐性やビジネスパーソンとしての筋力や持久力がついたのも事実です。

参考までに、現在のコンサル会社はこの当時と比べると真っ白なくらいホワイトです(笑)。


この「開発期」においては以下のことがあると、その後の成長につながりそうな要素を挙げてみました。ちなみにですが1社目でうまく伸びた経験のある人は、その後も高い成長曲線を続けることは経験上多いと思います。

 

*以下は全部勧めるのではなく「すごく成長をしたいのであれば」という条件での話です。
*あくまで個人的観察による意見で別の見方やパターンも存在します。(織田の周りの話です)

 

1)きつい経験 *限界は思っているよりもっと先にある
2)多くの失敗 *失敗は失敗で終わらせない
3)成功者を間近で見て真似る *いなかったら会いに行く
4)専門性を見つけて磨く *動機も必要、器用貧乏にならない
5)場所を変える *”景色”が変わる
6)組織でぶっちぎりの1番になる *安易に転職で逃げない

 

正直言うと非常に残念ながら現在の日本には、成長しざるを得ないような厳しい職場はあまりありません。背景としては若者の労働力不足と先進国特有のハングリーさの欠如(仕方がない)はマクロ環境として避けられない状況であり、だからこそ個人としての目標や動機が成長を決める重要な要素になります。

 

この日本の状況と対極的な世界を見てみるなら、例えば人口大国の中国やインドではあれだけ優秀な人が沢山いますが、良いポジションにつける人はほんの一部で、それをめぐり過酷な競争が繰り広げられています。

 

またアメリカなどの先進国でも外から見ると華やかですが、数字の結果がすべてのウォールストリートで働く人々や、カッコいいオフィスで働く西海岸のスタートアップの社員なども高い給与に合わない成果だとすぐにでも職を失うという環境で働いています。


残念ながら現在のグローバルな環境では戦う相手は、上記の会社やサービスなので、ある程度孤立している日本の市場では守られている部分も多いものの、世界で戦おうとするとMLBアメリカの野球の大リーグ)のようなレベルの高さに驚くことになります。


ちょっとそんなビビりそうな話をしましたが、改めてキャリアの「発展期」を考えてみれば、ここは自身の投資と鍛錬の時期だと思います。まだ社会の中での自分の位置づけや、この後どのようになりたいかを探す時期でもあるので、多くの人と会い様々な情報を日ごろから集めておくことが選択肢を広げ迷子にならないために大切かと思います。


また上記で述べましたが、成長を会社や環境だけに求めてもなかなか難しいので、個人としての目標設定や動機が必要になってきます。
ぜひそういう場合は成功者の実の姿や体験を共有する機会に積極的に出ていただき「視座」を挙げていただきたく思います。

 

<キャリアに関する織田のイベントやセミナー>

*リアル(対面)で織田見れます(笑)
◆あらゆる就活段階に対応した1日完結型企画 
【オフライン開催|2022年最後の特別企画】内定のための選考対策フルパッケージ
https://www.goodfind.jp/2024/seminar/8139
12/26(月) 18:30–20:30 会場未定(東京都内予定)
*ご友人も誘ってきてください!

 

◆理系学生が選ぶ企業の未来と、成功する理系キャリアの条件とは
https://www.goodfind.jp/2024/seminar/5247
12/28(水) 18:30–20:00 オンライン(Zoom)

 

◆ビジネスの全体像を掴む。「人気の8業界」まとめて企業分析講座
https://www.goodfind.jp/2024/seminar/5050
12/20(火) 18:30–20:30 オンライン(Zoom)

 

ESの志望動機とか自己PRとか(就活用)

今年も残すところ一月となりました。
早めに就活した人もいれば秋口から始めた方など様々な人がいて、人それぞれでよいと思っています。

そのような中ですが企業のほうの選考は、なかなか待ってくれないところもあるので、そういう意味では自分の行こうとする会社の選考日程などは確認したほうが良いでしょう。

一般的には外資系とベンチャー系の就活は早く始まり、夏休みには一定数の内定を出しています。そういう人が周りにいると、ちょっと焦り気味になりがちですが、まだ年内締め切っていないところが多いので、これからでも十分間に合うところが多いと思います。

一方で複数社エントリーできるようになると、志望動機とか考えたりとかESを書いたりするのが大変かと思います。
そういう場合は手前味噌ではありますがGoodfindではESシート1枚で複数社エントリーできるプログラムがあるので是非ご活用していただきたく思います。

ESや自己PRの書き方については、個人的な意見として自分の等身大の姿を書ければそれでよいかなと思います。
もちろん提出する以上は通過して次の選考に行きたいのは当たり前ですが、それを意識しすぎるとかえって自分ぽくない自分の像が書かれてしまい、良い点をPRできないままお祈りされるということもありえます。

 

特に無難に書こうとすればするほど文章としてはインパクトのないよく言えばバランスよい、悪く言うと何も印象が残らない文章になりがちです。
その結果、本来の自分の姿でない自己PRで落ちてしまうというのは大変悲しいことです。そうなるのであれば等身大の自分を書いて、それでお祈りされるほうがよいのではないかと考えます。

たくさん会社を受ければ合うところも合わないところも当然あるはずで、本来合わないところに無理をしていく必要はありません。
そういう意味では全部のESなり自己PRは通らなくてよいのです。自分の合う会社からオファーをもらうことが重要で、合わないところが早めに分かったなら双方にとっても悪いことではないはずです。

 

自己PRやESの中身についてですが、上手に自分を表現することは必要ですが何を強みとしてPRすべきでしょうか?

その答えを見つけるためのヒントとして、友達に「私を表す3つの言葉は何?」と周囲の人何人かに聞いてみるのは一つの方法だと思います。

 

例えば、

 

「明るい、積極的、フレンドリー」

「慎重、思慮深い、計算できる」

「リーダー、忍耐強い、行動力」

 

なんとなく3つの言葉でまとめてもらうと、答える友達も答えやすく、回答も要約されてわかりやすいのではないかと思います。

これらを周囲の人にランダムに複数集めると自分像というものが少し見えてくると思います。
そのうえで作文してみてください。作ったものは先輩に見てもらうのもよいかもしれません。意外と聞いてみたら「なんで**のこと書かないの?」、「**にしたほうがいいんじゃない?」とかアドバイスがもらえるとも思います。

聞く人はなるべく付き合いが長く、よく知っている人がよいでしょう。

そんなかんじで何度か書き直していくと少しずつ完成形に近づけると思います。

ポイントとしては自分らしさを自分の言葉で表現することです。
借りてきた名文では、毎日何百通の自己PRを読む人事部の立場からみれば目新しさはなく無機質に感じてしまいます。


「等身大の自然な自分」を意識して、上手に表現できると良いですね!

 

起業家になるにはコンサルが近道か?

世の中でよく聞く話。。。


起業家になるにはコンサルに行くのが必須
起業家になるにはベンチャーに行くのがよい
起業家になるには営業力が絶対必要
起業家になるためには大手企業に行って修行する
・・・


本当のところはどうなんでしょうかね?

私は、自身で統計的にちゃんと調べたことがないので断言できませんが、ある時期のある企業出身者に起業経験者が一定数いるのは周囲を見ればわかります。
例えば私が在籍した90年代のアクセンチュア出身者や同時代のリクルートの出身者で起業した人は多いです。ですが、それは辞めている母数が圧倒的に多いという事実を考慮する必要があり、そのキャリアが起業の成功に役立っているかはもう少し慎重な判断が必要です。

日本の起業家について多数と会っているキープレーヤーズの高野さんは以下のような興味深い調査をしています。(N=310)


あの上場社長が新卒入社した会社を徹底調査(過去5年)
https://keyplayers.jp/archives/29111/
(キープレイヤーズ高野さんのサイトより)


上場時社長のファーストキャリア(N=310)

(1)職歴なし 13名
(2)アクセンチュア 8名
(3)リクルート 7名
(4)NEC 4名
(5)以下各社3名
ゴールドマンサックス
コスモスイニシアティブ
ジャフコグループ 
三菱UFJ銀行
住友商事
博報堂
日本IBM
日本オラクル
NTT


なんと起業することの最もスタンダードな道は就職しないことなんですね!


これを見ると1-3位は他より少し多いですが、それ以下は大した差がないことが分かります。

コンサル会社については、毎年数百人やめていれば、起業する人も絶対数で一定いるのは当然です。それと90年代に在籍した経験からわかるのですが、当時のアクセンチュアはとても人気企業とは言えず、どちらかというと周囲と異なる道を選んだ変人たちが来る会社でした(笑)。

アクセンチュア93年入社の同期約130名のうち起業して、上場したり事業売却した人は知っている範囲で自分を入れて6名ほどいますが、みんなサラリーマンというよりは個性的なツワモノ達ばかりです。


リクルート社も人材の出入りの多い会社で、リクルート事件という逆境を経験したベテランたちは、それはそれでこちらもツワモノぞろいです。
特に営業の突破力は当時最強で、私も起業した後は彼らの営業手法を学んで実践していました。


このように見てみると実は特定の企業に行くと起業家として特に有利になるということは、少なくともこの結果からは強い傾向が見えません。

あともう一点強調しておきたいのはアクセンチュアなりリクルートなりの出身者が起業家になっている事実は上記の通りですが、どの時代にその企業に属していたかという情報も大切です。
90年代のアクセンチュアは私のように型にはまらない人間が多かったため、離職後起業という選択肢を選ぶ人が多かったです。最近では大量採用も定着し、もっとバランスが良い優等生が多くなってきたように見えますので、以前と同じように起業する人が出てくるか言うとそれも違うかなと思います。

一方で最近はサイバーエージェント楽天などの2000年以降のベンチャーに早期からジョインした方たちの起業も目立ちます。このように時代によって企業の姿も出身者の特徴も変わってくるので時系列でみた起業家出身リストなども見てみるともう少し特徴が分かるように思えます。


統計的な調査はしておりませんが、私の周囲のサンプル(N=200-300)を見ると起業について以下の特徴があると認識しております。

・急成長するフェーズにその組織に所属していた人は起業して成功しやすい
・所属する会社というより、どの部署(場所)にいたかということが起業に影響がある
・社長相手に営業していた人は起業しやすい
・親や家が自営業の子供は起業しやすい
・外部環境が変化する環境にいた人は、新しい事業に適応しやすい
・出張が多い人は起業しやすい
・強烈な起業家のそばにいた人は起業しやすい
・VC(投資側)にいた人はほぼベンチャーの世界にいる
・40歳くらいまでにベンチャーに行かないと、怖くてそのあと行けないようになる
・学歴や経歴がきれいすぎる人は発足時のプレスリリースだけで終わることが多い
・ネットワークを持っている人は起業して成功する確率が高い
・ある時代の特定の集団からたくさん起業家が生まれる傾向がある
(ペイパルマフィアみたいな集団)
・起業する時期によって成功する確率が変わる
・尖った人のほうが起業では成功確率が高い
・起業については起業してから学ぶことが多く、準備することは難しい
・銀行やコンサル出身者はバブル時にスタートアップに来るが崩壊時に退出する
・スタートアップといえど創業者以外はサラリーマンの要素が強い


さて、いかがでしたか?

今回、日本国内における出身企業と起業との関係を考察しましたが、そもそも起業家の数があまり多くないので統計的に判断しにくいですね。


今回の結論としては、


「起業したいのであれば会社に行く必要はない!」


という極めて普通の結論でした。

 

 

 

 

久々のシンガポール生活(備忘メモ)

Merlion


2022/10/10-10/19の間、仕事でシンガポールにいました。最近はコロナで海外にいけなかったため、この国についても前回の訪問からは3年ぶりです。
私にとってシンガポールは15年前くらいから何度も来ているので、勝手がわかっている地元みたいなところです。今回も入国後から出国まで全くストレスのない生活を送ることができました。

ちなみにシンガポールは入国時(2022/10/10)は日本からの渡航だと陰性証明は不要です。
代わりにTraceTogetherとMyICAというアプリを入国前にインストールしていくつかの情報を入力すると、コロナ前と同じように非常にスムーズに入国審査がおわります。

日本に帰るときにはMySOSという同様のアプリがあり、こちらも事前に少し余裕をもってワクチン接種情報などを入力しておくと大変スムーズに帰国手続きが終わります。逆にこれがないとイミグレで長蛇の列に並ぶことになり数時間余計にかかりますのでご注意ください!



さて久々のシンガポールでしたが本当に快適でした。
全く緊張感がなく、普通に都内にいるときのように訪問して人に会って、オンラインでもミーティングや講義やセミナーの配信をしたりと全くいつもの同じ生活です。
訪問時は雨期なのか少し雨が多めで、そのせいもあり基本は高くても31度程度でした。ここは赤道直下のため一年中夏ですが、東京の夏ほどは暑くないので快適です。

 

普段の食事は一人でするときには地元のホーカーセンター(HawkerCentre)と呼ばれるフードコートに行きます。こちらは大変コスパが良く種類も豊富だし、営業時間は長い、どこにでもある、ということで大変重宝しております。
中華系の食事が多いですが、マレー系や、インドネシアベトナムなど場所によって種類も多く、だいたいどこのホーカーセンターに何があるかを知っている人には最高の食堂です。
お世辞にも施設はキレイとかは言えないのですが(笑)、個人的にはこんなに食事にストレスがないのはシンガポールの過ごしやすい要因の一つだと思います。

Hawker Centre



さて、今回の訪問と前回(2019年)と比べた差分をまとめてみました。


<変わったところ>
オフィス街の人の数はコロナ前の7-8割程度 *たぶん在宅勤務のため
物価が上がった(特にホテル)
ローカルなチキンライスが1ドル程度あがった *マレーシアの輸出制限のため
タクシーがつかまりにくく、また高額になっている
Grabも高騰
Go-Jekが参入していた!*元々はインドネシアのサービス
日本のドン・キホーテとDAISOの店が増えている
Changi空港に”JEWEL”というアトラクションができていた

JEWEL


<変わらないところ>
平和で安全。圧倒的な安心感がある街(慣れているせいもある)
中心部にあるオフィスやレストランはそのまま
ホーカーセンター(ローカルなフードコート)では相変わらず現金決済が多い
安定営業のホーカーセンターは夜遅くても空いているお店がたくさんあり極めて便利
日系の飲食店は相変わらず多い(サイゼリア一風堂、、)
地下鉄はキレイで正確

 

Japanese stores




さて、あまりにストレスフリーなので、その要因について考えてみました。


<海外生活でストレス度合を決める要因> *個人的に大切な順番
治安
ネット環境 ★講義やセミナーの配信があるため必須
万一の時の医療体制 ★コロナの中ではこれは大事
言語(英語通じるか?)
移動交通手段(地下鉄やMRT、タクシーやuber
食事
ホテル
知人の数
清潔さ
気候
物価
フィットネスジムの有無

 



こうして要素を挙げてみるとシンガポールはほぼすべて満たしていますね!
物価が高いのが難点で、ちょっとしたレストランに行くと日本だと一人4ー5千円くらいのものが倍くらいします。ちなみにスタバのトールラテは700円くらいです。

シンガポールでイマイチなところも参考までに挙げておきます。*一般論です

 

シンガポールのイマイチなところ>
住宅費が高い *最近特に香港や中国のお金持ちが移住したため
ホテルが高い 
物価高い *円安が仮になくとも
スマホの電波は場所により弱い(特に階上や地下)
GPS不正確で場所が探しにくい
教育費高い
病院高い
ウオシュレットない
タクシー高くてかつ捕まらない(grabでも高い)



シンガポールが国として抱える問題もいくつかあります。例えば少子高齢化は日本と同じか、もしかするともっと進んでおり実際に街中でも老人が大変多いです。少子化による労働力を外国人で補っており周辺のフィリピンやインドネシアからメイドさんや労働者が来ていますが、コロナの時には彼らが入国できなかったので工事の遅れも出ています。また彼らの生活水準は決して高いとは言えず、外国人労働者を取り巻く環境については問題点も多くあるように思えます。


一方不動産価格の上場は5年で円ベースでは倍くらいになっているところもあり、このせいで2年に一度の家賃の更新の時に別のところに引っ越しせざるを得ない人たちも多数出ています。そのため日本に帰国する人もこれから増えるのではないかと想像されます。
この背景としては香港や中国大陸のお金持ちの人たちが多数きて需要が上がっていることに対し、コロナで工事が進まず住宅の供給が間に合っていないことなどが関係しています。

不動産価格については元々非常に高く、例えば家族で住んでいるマンションはだいたい60-80万円くらいが相場です。日本の一般的なサラリーマンではこれくらいだと厳しいですが、シンガポールで働いている人たちは日本の平均値よりも高めなので、まあまあ暮らせます。
この点では東京は非常に安く、安全で平和であることを考えれば悪くない場所です。




今回の訪問では多くいる知人にお声がけをさせていただき、非常に多くの人とお会いすることができました。
おかげさまで彼らは良いレストランにたくさん招待していただき交友を温めつつも現地の食事も楽しめる大変満足度の高い出張となりました。

改めて思いますが対面での交流はよいなと思いました。


久々にもかかわらずお時間とって会っていただいた方、ありがとうござました!
まだ仕事もあるのでまた近々訪問したいと思います。

 

 

 

面接ってどこを見ているの?(ケース面接を含む)

面接ってどこを見ているの?(ケース面接を含む)

たいへんよく聞かれる質問です。でも本当に気になりますよね!
結論から言うと可能な限り全部を見ています。


例えば

表情、挨拶、服装、ふるまい、言葉遣い、話す速度、聞く態度、・・・


多くの場合、話す内容だけを気にして「**を言ったから通った(または落ちた)」と判断しがちですが、そういうこともありますが、必ずしも発言内容だけで決めているわけではありません。

例えば


「学校の勉強は一生懸命しましたか?」


という質問があったときに、


「はい、一生懸命予習復習しました」
「いいえ、あまりまじめな学生とは言えません」


だとどちらも通過するかもしれないし、落ちるかもしれません。
普通に考えれば、一生懸命勉強したほうがよいのですが、フレンドリーで柔軟な人が望まれる場合は、まじめでなくてもよいかもしれません。つまりここでの質問の回答によってのみ合否が決まるのではなく、言っているときの表情やその人の体から出る雰囲気や個性によって総合的に判断します。


この要素は「対人スキル」と言われるもので、面接などでは意外とこの要素が大きな割合を占めます。面接官自体もあまり意識していないことも多いのですが、人として良さそうかどうかという本能的な判断は、結構意思決定に大きな影響を与えます。


特にオンラインの面接だとカメラを通した情報が少ないため、表情からくる対人印象は非常に重要であり、表情の作り方など普段から少し意識しておくと本番の時に固くなりすぎず良いかなと思います。


ちなみにですが対人印象は急にはよくなりませんが(涙)、良い印象を持ってもらうためにはwebカメラに映る明るさは重要で、そのために”リングライト”を使うことは結構効果があると思います。amazonなどで数千円で買えるので、ずっと使えますしその投資は悪くないと思います。


さて話を戻すと、面接では人として総合的に判断するという点で、大きく以下の点が評価の対象になります。


1)人柄や性格が社員としてあっているか
2)質問などに対する受け答えで、コミュニケーションスキルがあるかみる
3)その人の価値観や目標とするゴールなどを明らかにする
4)業務に必要となる思考能力は十分か
5)心身ともに健康か


上記の条件を満たすかどうか見るために、何か質問してその時の回答や態度などによって総合的に判断するので、質問やその回答の内容はそれを引き出すために題材に過ぎないことが多いです。


そういう点では内容の難しさなどが話題になる「ケース面接」も実は同様です。ただこの面接をする会社がコンサルティング会社が主なので、(4)の思考能力というところで論理的思考力や推論の能力の要素だけが際立って高くなるだけです。


実際にはケース面接でも、回答内容で合否が決まるわけではなく、多くの場合回答者の思考プロセスを見ながら、どれくらい観察や洞察があるか、論理的にまとめる力があるかというところが重要で、回答内容や回答のためのプロセス自体に面接官は興味を持ちません。

そういう意味では面接全体でいうと、日ごろからどのように考えたり振舞ったりするかということが大切であり、そこに書いてあるものしか判断対象とならないエントリーシートや文章の自己PRとは別物であると考えたほうが良いと思います。



私は面接官はやっていませんが、人と会う時には顔をよく見ます。表情を見ると実は理解力が露骨に出ることがよくあり、特定の話題に対してどのように感じ、どれくらい興味を持ち、さらにどれくらい理解しているか、というのがある程度わかります。

話題に興味があるかどうかは目の真剣さを見ればわかりますし、理解力はその話題に対して納得しているかどうかというのが、やはり目に現れます。目は様々な情報を提供し、尊敬、羨望のようなポジティブなものから、中傷、軽蔑などネガティブなものまで結構正直に出てしまいます。

 

なんか最後は怖い話になっちゃいましたが、お気軽にセミナーにお越しいただければと思います。

直近は以下のセミナーでお話しするので、ぜひリングライト買ってカメラオンでお越しください(笑)。

◆コンサル&連続起業家&大学教授による2時間で世界を理解する講座
https://www.goodfind.jp/2024/seminar/1531
9/08(木) 18:30–20:30 オンライン(Zoom)

◆【全出題傾向を網羅】MBBケース過去問演習会〜外コン選考前に固めきる〜
https://www.goodfind.jp/2024/seminar/7347
10/03(月) 18:30–20:30 オンライン(Zoom)

◆ビジネスの全体像を掴む。「人気の8業界」まとめて企業分析講座
https://www.goodfind.jp/2024/seminar/5050
9/16(金) 18:30–20:30 オンライン(Zoom)

◆ケース面接対策~McK、BCG等の外資系戦略コンサル志望者向け
https://www.goodfind.jp/2024/seminar/7002
9/12(月) 18:30–21:00 オンライン(Zoom)

 

事業創造力は学べない!?

「事業創造力は学べない!?」

以前にこんな記事を書いたことがあります。

『事業創造力』をどうやって身につけるか? (Goodfindセミナー講師ブログより)
https://goodfind.hatenablog.com/entry/2022/03/08/202534


この記事に対して、そもそも『事業創造力』ということが実感できない、という意見も何人かからいただきましたので、今回はそのお話をしたいと思います。

 

まず多くある誤解からお話すると

 

「分析」=>「事業創造」

 

という式を思い浮かべている人が多いように思えます。これは大きな誤解だと個人的に思うのですが、ちょっと前までビジネススクールでも、上記のトーンでまるで教室の中で分析して戦略が生まれるみたいな話をする方もたくさんいました。

ところがここ20年くらいスタートアップが多くなり、実際に事業を作る機会が増えたことで、こんなに簡単に事業なんて実現できないということがわかり始めて、いわゆる頭でっかちの「なんちゃって起業家」や「なんちゃってコンサル/アドバイザー」がどんどん淘汰されるようになりました。

 

同時に様々な人種が様々な分野で成功したり失敗したりする中で、どうやら事業創造とはそんなに簡単ではなく、また成功確率も学んだところであまり変わらないのではないか?みたいな話も出てきました。

連続起業家として何社も立ち上げて大きくした、と同時にたくさん失敗した経験からお話すると、新規事業を立ち上げる時に教室で学べることもあれば、学べないこともたくさんあります。

実際に世界のビジネススクールでスタートアップ戦略論を話をするときには、「私の講義ではプロダクト開発は学べない!」と最初に宣言します。(マジです)

難しい選考をパスし高い学費を払って有名ビジネススクールに来ている人に対して、これは大きく失望させますよね(汗)。
でも実際に私は今でもそのように思っています。しかしそれは何もできないことかというとそうではなく、「プロダクト開発」は難しいけど、市場規模の予測やうまくいったときの会社の規模、組織の作り方や管理方法、資金調達とIPOなど具体的なものはかなり実務的に解説することができます。

 

前段の話が長くなりましたが「事業創造力」は以下の3つに分解できると思います。

 

事業創造=分析する力+想像する力+実行する力

 

この2番目の「想像する力」の部分が教えにくいところで、前後の2つについては先人たちから学べるところです。

教えにくいのですが、ヒントも存在します。そのヒントというのはだいたい以下のようなものがあります。

 

・アイディアは「遊び心」から出てくる(ドラえもんのポケットのもの)
・未来にあったら無茶苦茶便利なもの(昭和初期の洗濯機)
・絶対に避けたい苦痛を回避する(麻酔)
・たくさんの人が必要なもの(眼鏡)
・なくてはならないもの(上下水道スマホ

 

要は学校で行う勉強とは少し異なるアプローチが必要ということで、このあたりは最近の脳科学(ニューロサイエンス)でもたくさん論文がでています。

またビジネススクール側も変化があり、分析型の戦略つくりから、プロダクトデザインなど想像力を重視する「デザインスクール」の講座も増えてきました。

どちらかというと「アート」の要素が強い思考とはなると思いますが、様々な例に触れたりしながらパターン認識によりある程度感覚はつかめるのではないかと最近は考えています。

このあたりはまた機会があったら、お話しようと思います。

 

24卒の学生には、8/27(土)の1Dayインターンでも少し触れようと思います。

選考なしだけど本番以上!
【一日限り】連続起業家・織田と学ぶ、新規事業創造1Dayインターン
https://goodfind.jp/2024/seminar/7886
8/27(土)1300-1700(Zoom)*先着締切