有名な中国の故事成語の一つである。
この意味は、月日が過ぎ去るのは思いのほか速く、学問を習得するのはなかなか難いから、 若いうちから学問に励まなければならない、というところである。
キャリアの観点で見てもこれはあてはまり、早いうちにいろいろ体験し学び、修羅場をくぐった人は、その後新しい困難にぶつかっても割りと簡単にクリアしてしまう。
一方で大して学ばず、若い時に守られた平穏すぎる人生を送った人は、年齢が上になってから困難にぶつかっても、うまく対処できないことが多々ある。
ところで、その「若い」という年齢はいったいいくつぐらいだろうか?
人生を多く経験した自分の先輩のかたがたの意見では20代前半だという。この時期までにいろんな経験をしたかどうかで、その後の人生の伸びシロが変わってくるというのが先輩たちの意見である。
ある方はもっと低い年齢ともいう。多感な時期で、人生に大きな影響がある10代に多くの経験をしたかどうかが、その人間の将来のウツワが決まると言う。
時期のずれは多少あるが共通した認識としてあるのは、その「学ぶ体験」というのは、学業ではないということだ。
むしろ部活動とか、課外活動などの部分が大きいという。
なるほどその通りと思うのは、就職希望の学生で、
「**の勉強を一生懸命しました!」
という自己PRする学生は、本当におもしろくない人が多い。
この脈絡の結論としては、課外活動などでしっかり世の中や社会について勉強せよ!ということだ。
もしもこれまで勉強以外あまりしなかったと自覚のある人は、是非これからは、部活、インターン/アルバイト、海外での生活などを積極的にやっていかないと危険である。
将来困らないようにするために、早いうちにたくさん学んでおこう。
もしも手遅れならどうするか?
学ぶことに遅すぎることはないと思います。いくつになっても新しい発見はたくさんあり、「学なりがたし」なんだから一生学べばよいと思います。進歩することはいくつになっても楽しいことです。後ろをみて後悔するのではなく、明日のことを考えたほうが何倍も生産的です。