Goodfind講師ブログ

次代を創るビジネスリーダーのためのキャリアサイトGoodfind

出来る人の見分けるひとつの方法

いろいろセミナーの講師をしていると非常に多くの聴衆に出会います。
この経験が長いと、話し手である講師のほうからも聞き手の優秀さがわかるようになります。

こちらが核心となる話をしている時に反応する人、ただ単に話が右から左に流れている人、関心のあまりない人、興味があってわくわくしながら聞いている人、、、

実は聞き手の理解する力と意欲は、はっきり顔に表れます。
理解している顔、感心している顔、疑問がある顔など人間は実に表情が豊かです。例外的にまったく顔に表れない人もいますが、概して人は正直に出来ていると思います。

そして出来る人は更によい質問をします。ちゃんと問題の核心を突いていること、もしくは説明が足りずに聞き手が理解が難しいところを的確に聞いてきます。
もちろんその背景には自分で理解しようという積極的な姿勢は不可欠です。
出来る人は情報を耳から傍観者的に聞いているのだけでなく、その意味や内容を自分なりの解釈で再構築しようとして聞いています。だから当然わかりにくいところでは疑問も出てくるし、理解し納得したときには満足そうな顔をします。

「聞く」という受け身と思われがちな行動の中に、積極性を見出せるところが面白いところですね。

自分が聞いている時の態度について、少し考えてみてください。